CAVA BOOKS

インザ出町座 旅立つ本屋

京都市上京区三芳町133 出町座1F
Demachiza 1F,133,Miyoshicho,Kamigyo-ku,
Kyoto City

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2023.05.24

『エレメンタル 批評文集』(左右社)刊行記念イベント 世界を構成する地水火風にふれる思考

イベント

【イベント名】
『エレメンタル 批評文集』(左右社)刊行記念イベント 世界を構成する地水火風にふれる思考

【登壇者】
管啓次郎
川瀬慈
阪本佳郎(司会・進行)

【日時】
2023年6月15日(木)19:00~21:00

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
比較文学研究者としての管啓次郎の過去の本で、すでに入手困難な3冊からの選集が1巻本として刊行されます。『トロピカル・ゴシップ』(青土社、1998年)『コヨーテ読書』(青土社、2003年)、『オムニフォン <世界の響き>の詩学』(岩波書店、2005年)より。旅と思考が一致した、誰にも似ていない文体のサンプラーです。

本書の刊行を記念して、管啓次郎さんと巻末解説を寄稿している川瀬慈さん(文化人類学者)のトークイベントを開催いたします。司会進行は阪本佳郎さん(ルーマニア文学者)。

著者がいくつかの作品を翻訳してきたカリブ海フランス語文学やチカーノ文学にとどまらず、ペソア、ベケット、レヴィ=ストロース、アルフォンソ・リンギスらの思考をつうじて、現代の多言語文学・翻訳論・エスノポエティクス・エコポエティクスをめぐる先駆的な省察がくりひろげられる文章の群れ。そこで絡みあう数々の線には、まだまだこれから延長されてゆく可能性があるはずです。その先にひろがる地平は、あるいは詩と人類学が互いに触発しあう地帯ではないか。現代の映像人類学を牽引する川瀬さん、詩と歴史の関係を探る阪本さんとの会話は、はたしてどのような方向にむかうのでしょうか。

みなさまのご参加をお待ちしております。

【登壇者プロフィール】
管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学理工学部教授(批評理論)、同大学院理工学研究科<総合芸術系>教授。批判的旅行記『斜線の旅』(インスクリプト、2009年)にて読売文学賞受賞。『本は読めないものだから心配するな』(ちくま文庫、2021年)、『ストレンジオグラフィ』(左右社、2016年)などの読書論もよく読まれている。グリッサン『<関係>の詩学』『第四世紀』、サン=テグジュペリ『星の王子さま』、パティ・スミス『Mトレイン』など、翻訳多数。『エレメンタル』とおなじ2023年6月16日、最新の書評集『本と貝殻』、詩集『一週間、その他の小さな旅』(いずれもコトニ社)が発売される。

川瀬慈(かわせ・いつし)
1977年生まれ。映像人類学者。国立民族学博物館・総合研究大学院大学准教授。エチオピアの吟遊詩人、楽師の人類学研究を行なう。人類学、シネマ、アート、文学の実践の交点から創造的な語りの地平を探求。主著に『ストリートの精霊たち』(世界思想社、2018年、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞、英訳が近刊)、『エチオピア高原の吟遊詩人  うたに生きる者たち』(音楽之友社、2020年、第43回サントリー学芸賞、第11回梅棹忠夫・山と探検文学賞)、詩集『叡智の鳥』(Tombac/インスクリプト、2021年)。近年は国際ジャーナル TRAJECTORIA の編集、Anthro-film Laboratory の共同運営なども行なっている。

阪本佳郎(さかもと・よしろう)
1984年生まれ。ルーマニア亡命文学者たちの精神史研究。詩人シュテファン・バチウの足跡を追って、ルーマニアからスイス、ハワイへと旅を続ける。詩人の生誕百周年を記念して、海と大陸を越えて詩人や作家・芸術家より作品を募った詩誌 MELE-ARCHIPELAGO を刊行(2019)。論文に「言語が再び芽吹くための種——ラリー・カウアノエ・キムラのハワイ語詩と『MELE 詩の国際便』」(立命館言語文化研究)など。現在、日本学術振興会特別研究員(PD・立命館大学)。

【定員】
30

【参加費】
①1,000円(イベント参加のみ)
②4,000円(イベント参加+書籍『エレメンタル 批評文集』税込3,300円)
(会場でお支払いください)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/Ts5K3iTTmYLYwYGF8

 【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.05.10

『クィア・シネマ 世界と時間に別の仕方で存在するために』(フィルムアート社)刊行記念イベント ~クィア・シネマについて語る~

イベント

【イベント名】
『クィア・シネマ 世界と時間に別の仕方で存在するために』(フィルムアート社)刊行記念イベント ~クィア・シネマについて語る~

【登壇者】
出雲まろう
菅野優香

【日時】
2023年5月26日(金)19:00~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
これまでさまざまな媒体でクィア・シネマの可能性を日本に紹介してきた気鋭の映画研究者、菅野優香さん待望の単著デビュー作『クィア・シネマ 世界と時間に別の仕方で存在するために』(フィルムアート社)が刊行されました。

本書の刊行を記念して菅野優香さんと出雲まろうさんのトークイベントを開催いたします。

菅野さん編著の『クィア・シネマ・スタディーズ』(晃洋書房、2021年)にも原稿を寄せている出雲まろうさんは、菅野さんが絶大な信頼を寄せるクィア・シネマの読み手であり、映画批評家です。

これまで、このようなイベントに出雲さんがご登壇されることはほとんどありませんでしたが、今回、その出雲さんと菅野さんがクィア・シネマについて語り合う夢のようなイベントが実現します!
「クィア・シネマ」に関心のある方にとって、記念碑的な一日になることは間違いありません。

みなさまのご参加をお待ちしております。

【登壇者プロフィール】
菅野優香(かんの・ゆうか)
カリフォルニア大学アーヴァイン校博士課程修了(視覚研究)。現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教員。専門は映画・視覚文化研究、クィア・スタディーズ。編著に『クィア・シネマ・スタディーズ』(晃洋書房、2021年)、共著に『日活ロマンポルノ性の美学と政治学』(水声社、2023年)、『ジェンダーと生政治』(臨川書店、2019年)、『虹の彼方に』(パンドラ、2005年)など。

出雲まろう(いずも・まろう)
クィア・リーディングの可能性を目指すライター。「崩壊へと横辷りする世界 谷崎潤一郎『細雪』を読み/観る」(『クィア・シネマ・スタディーズ』、晃洋書房、2021年)、「デスパレートな存在形態/男優・三島由紀夫試論」(『日本映画は生きている第5巻 監督と俳優の美学』、岩波書店、2010年)、『虹の彼方に――レズビアン・ゲイ・クィア映画を読む』(編者、パンドラ、2005年)、『チャンバラ・クィーン』(パンドラ、2002年)など。

【定員】
30

【参加費】
1,000円(会場でお支払いください)

【お申込み方法】
満員御礼ありがとうございました。

 【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.04.27

『クリティカル・ワード ポピュラー音楽 〈聴く〉を広げる・更新する』(フィルムアート社)刊行記念イベント ~ポピュラー音楽の「実践と研究のあいだ」~

イベント

【イベント名】
『クリティカル・ワード ポピュラー音楽 〈聴く〉を広げる・更新する』(フィルムアート社)刊行記念イベント ~ポピュラー音楽の「実践と研究のあいだ」~

【登壇者】
永冨真梨、忠聡太、日高良祐
ゲスト:MOMENT JOON(@MOMENT_JOON

【日時】
2023年5月19日(金)19:30~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズ[クリティカル・ワード]の最新刊『クリティカル・ワード ポピュラー音楽 〈聴く〉を広げる・更新する』が刊行されました。

本書の刊行を記念して、編著者の三名(永冨真梨さん、忠聡太さん、日高良祐さん)、そしてゲストにラッパーのMOMENT JOON(モーメント・ジューン)さんをお迎えし、トークイベントを開催いたします。

そもそもポピュラー音楽研究とはどのような学問なのか、そして編者たちは本書で何を提示したかったのか、またMOMENT JOONさんは本書をどのように受け止めたのか、について語っていただきます。

ジェンダー、人種、階級、ジャンル、法、アニメ、シティ、アマチュアリズムなど「28のキーワード」でポピュラー音楽研究の基礎から最前線までを学ぶことができる本書ですが、今回のトークイベントでは、「越境性」や「往還」という点からも新たに語っていただく予定です。
ご参加をお待ちしております。

【登壇者プロフィール】
永冨真梨(ながとみ・まり)
関西大学社会学部メディア専攻准教授。専門はアメリカ文化史・ポピュラー音楽・越境。共著書に『ポップ・ミュージックを語る10の視点』(アルテスパブリッシング、2020)、論文に「「黒い」音と「白い」音を再考する─「南部の音」を創った『ニューミュージック・マガジン』の記事を事例として」(『ポピュラー音楽研究』24巻、2021)など。京都のカントリー音楽ライブハウス、ケニーズにて永冨研二とテネシーファイブとの毎週土曜日のライブを主軸に、現在でも歌手活動と音楽制作を行う。

忠聡太(ちゅう・そうた)
福岡女学院大学人文学部メディア・コミュニケーション学科専任講師。専門は近現代文化史、ポピュラー音楽研究。共著に『アフターミュージッキング─実践する音楽』(東京藝術大学出版会、2017)、『私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか─日本ポピュラー音楽の洋楽受容史』(花伝社、2019)など。素朴な再生産技術を駆使したワークショップなどの実践にも取り組む。

日高良祐(ひだか・りょうすけ)
京都女子大学現代社会学部講師。専門はメディア研究、ポピュラー音楽研究。分担執筆に『ポストメディア・セオリーズ─メディア研究の新展開』(ミネルヴァ書房、2021)、『技術と文化のメディア論』(ナカニシヤ出版、2021)など。おもに90年代のデジタル・メディア技術を調査、最近はMiniDisc機材をヤフオク/メルカリで渉猟中。

【ゲストプロフィール】
MOMENT JOON(モーメント・ジューン)
移民者ラッパーとして、唯一無二の目線を音楽で表現する。
2019年に[Immigration EP]を発売。2020年にアルバム「Passport & Garcon」をHUNGER、JUSTHISの客演を迎えリリースしジャンルを越え大きな反響を呼ぶ。
2021年には「Passport & Garcon」のDXをYoung Coco、蔡忠浩(bonobos)、KIANO JONES、あっこゴリラ、鎮座Dopeness、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATIO)等の客演を迎え大きな話題を呼ぶ。
その他NIKE、iD japanによるフューチェイサーズ、Red Bull RASEN等の様々な媒体にも出演。
執筆業では、「文藝」秋季号で4万字にわたる自伝的ロングエッセイ「三代」を執筆後、岩波文庫のWeb連載にて日本移民日記を連載。
多方面での活動の中で、今の日本に必要な事、今の日本に届いて欲しい言葉を彼にしか見えない、彼にしか書けない目線で届け続けている唯一無二の存在。

【定員】
30名

【参加費】
1,000円(会場でお支払いください)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/NmoM2eGLUajYwnTE7

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.04.09

『vanitas』No. 008(アダチプレス)刊行記念イベント 「ファッションと倫理」をめぐって

イベント

【イベント名】
『vanitas』No. 008(アダチプレス)刊行記念イベント
「ファッションと倫理」をめぐって

【登壇者】
赤阪辰太郎(日本学術振興会特別研究員)
蘆田裕史(本誌編集委員、京都精華大学准教授)
水野大二郎(本誌編集委員、京都工芸繊維大学教授)
鈴木彩希(本誌編集部、四天王寺大学短期大学部専任講師)

【日時】
2023年4月22日(土)14:00~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
「現在だけでなく、10年後、50年後を同時に視野に入れている」。まえがきにそう記し、2012年に創刊したファッションの批評誌『vanitas』は、今年で11年を迎え、最新号No. 008を刊行しました。これを機に、久しぶりのトークイベントを開催いたします。

ゲストにお招きするのはフランス哲学・現象学を専門とする赤阪辰太郎さん。今号に「ウェールズ・ボナーという名のファッション・ハウス」をご寄稿いただいたほか、「『既にそこにあるもの』との共同作業――時間のファッションデザイン」(Fashion Tech News)や『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』(共著、フィルムアート社)など、哲学とファッション批評の双方で注目されている書き手です。今号の特集テーマ「ファッションと倫理」について、そして、これからのファッション批評の道筋について、編集部の3人とお話いただきます。

今回は会場開催のみで配信はございません。土曜日の午後、ぜひ出町座まで足をお運びください。ご参加をお待ちしています。

【定員】
30名(会場開催のみ。配信はございません)

【参加費】
1,000円(会場でお支払いください)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/cdGiAgLPuczBoT859

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.01.20

自分の場所をつくる〜2つの翻訳同人誌の試みと『チェヴェングール』〜

イベント

【イベント名】
自分の場所をつくる 2つの翻訳同人誌の試みと『チェヴェングール』

【登壇者】
ことたび(同人誌「翻訳文学紀行」主宰)
石井優貴(『チェヴェングール』翻訳)
工藤順(『チェヴェングール』翻訳、zine「ゆめみるけんり」主宰)

【日時】
2023年2月25日(土)14:00~

【会場】
出町座3Fイベントスペース

【イベント内容】
同人誌「翻訳文学紀行」を主宰することたびと、翻訳詩と生活のzine「ゆめみるけんり」を主宰する工藤順は、さまざまな言語・地域の文学作品を翻訳して紹介する同人誌を刊行してきました。また、「ゆめみるけんり」プロジェクトがきっかけとなって、2022年にはロシア文学『チェヴェングール』(工藤順・石井優貴の共訳、作品社)が刊行されました。

ところで、私たちはなぜ翻訳と文学にこだわるのでしょうか?

翻訳や文学は、「今・ここ」だけでない世界のゆたかさに捧げられた営みといえます。想像を超えた世界の広がりや、人間の作るものの大したことのなさとかけがえのなさをそれは教えてくれ、またひるがって「今・ここ」の現実を見るための別の新鮮な目を与えてくれます。私たちは、大学の外にいながらも、そんな驚きや嬉しさ……あるいは苦しみ(!)を味わわせてくれる翻訳や文学を草の根で続けるための場所をつくるための試みを続けてきました。

イベントの前半では、外国文学を紹介することの意味や、翻訳のための場所をつくり・守るための試みについて、それぞれの活動を振り返りながら、主にことたびと工藤順でおしゃべりしたいと思います。後半では、もう一人の『チェヴェングール』訳者、石井優貴も交えて、困難を極めたこの問題作の翻訳について、3人でお話しします。

【登壇者プロフィール】
ことたび
文学活動家。翻訳文学同人雑誌「翻訳文学紀行」編集担当。語学講師・翻訳者(チェコ語・ドイツ語)。大阪在住。
@kotoba_no_tabi

石井優貴(いしい・ゆうき)
1991年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。スターリン期ソヴィエト連邦のクラシック音楽受容について研究している。

工藤順(くどう・なお)
1992年新潟生まれ、京都市在住。ロシア語翻訳労働者。『チェヴェングール』訳者の一人。詩と生活のzine「ゆめみるけんり」主宰。

【参加方法】
定員20名(現地のみ)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください
https://forms.gle/XS5KWXnYXL2xboRB6

【参加費】
2,000円(会場でお支払いいただきます)

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS:info@cvbks.jp
※お手数ですが、お問い合わせは上記メールアドレスまでお願い致します。
主催はCAVA BOOKSとなります。出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますので、どうかご容赦くださいませ。

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2023.01.07

『近代体操』創刊号「いま、なぜ空間は退屈か」刊行記念トークイベント

イベント

【イベント名】
近代体操』創刊号「いま、なぜ空間は退屈か」刊行記念トークイベント
批評/空間のほぐしかた(黒嵜想×福尾匠×左藤青×松田樹)

【登壇者】
黒嵜想
福尾匠
左藤青
松田樹

【日時】
日時:1月17日(火)19:00〜21:00(開場18:45)

【イベント内容】
いま、「空間」は変動しつつある。それに応じて、「批評」も対応を迫られている。東京オリンピックの開催に伴う都市の再整備、コロナ禍、デリバリーサービス/リモートワークの恒常化、メタバースの流行、戦争の勃発……この変動をわれわれはどう考え、どう生きるべきだろうか。もし、この均質で退屈な「空間」が凝り固まりつつあるとすれば、「批評」はそれをどう「ほぐす」ことができるだろうか。

90年代生まれの研究者/批評家が集まり、2022年11月に刊行された批評誌『近代体操』「特集=いま、なぜ空間は退屈か」。この創刊号では、「空間/場所」をめぐってバラエティに富んだ議論が展開されている。ただし、いずれの論考にも共通しているのは、仕事、旅行、食事、買い物といったわれわれの日常生活のなかで不可視化されているインフラ(バックヤード)へのまなざしとそれに対する批判的態度である。

今回の創刊記念イベントでは、ふたりのゲストと『近代体操』同人とが対話する。ゲストの一人目は、「声」をテーマとしながら数々の論考を発表してきた批評家の黒嵜想。二人目は、ドゥルーズ研究者で美術批評家の福尾匠。このふたりの若手批評家を招き、『近代体操』創刊号へのコメントを入り口として、現代の「批評」と「空間」のありかたを考える。

なお、黒嵜は批評誌『アーギュメンツ』の企画編集に携わっていた批評家でもある(福尾は『アーギュメンツ#2』に批評文を寄稿)。イベントの後半では、批評のつくりかたや、現代の批評シーンとその未来についても触れられることになるだろう。

【登壇者プロフィール】
黒嵜想
1988年生まれ。批評家。批評誌『アーギュメンツ』(2015~2018)での連載・編集をきっかけとして活動開始。現在、音声論を主題とした書籍『ボイス・ロンダリング(仮題)』と、南極大陸を主題とした雑誌『IAY(国際人類観測年)』ならびに論考「極論」を準備中。また、各ポッドキャストにて「ボイスメモ(3600±600)」を配信している。

福尾匠
1992年生まれ。現代フランス哲学、批評。日本学術振興会特別研究員PD、立命館大学非常勤講師。著書に『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』(フィルムアート社)、論文に「ポシブル、パサブル:ある空間とその言葉」(『群像』2020年7月号、講談社)、「ベルクソン『物質と記憶』の哲学的自我:イマージュと〈私〉」(『表象』第14号、表象文化論学会)等がある。

左藤青
1995年大阪生。批評家/哲学研究者(京都大学・学振DC2) 。京都芸術大学非常勤講師。専門はジャック・デリダを中心とした哲学と美学。主な関心は表現論と六八年以後の思想・運動。週間『読書人』に月一で論壇時評を連載中。デリダに関する入門書を近刊予定。  

松田樹
1993年大阪生。神戸市外大ほか非常勤講師。神戸大学で中上健次を中心に、戦後日本の批評と文学の研究を行う。土地に根差した差別や政治の問題に関心を持ち、その観点から『近代体操』創刊号のディレクターをつとめた。現在、中上健次に関する博論をもとにした書籍を刊行準備中。  

【参加方法】
定員30名

【お申込み方法】
①下記フォームよりお申込みください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScR8Uyl2QvCFcrL3–aQe-QwQFK4NP0dZeGVwDglfwif6vHqg/viewform

②文学フリマ京都(2023/1/15)会場でチケットを販売します。

③上記お申込みで残席がある場合は当日会場で受付いたします。

【参加費】
1,000円
※①③の場合は会場でお支払いいただきます

【問い合わせ先】
kindaitaiso2021@gmail.com

主催:『近代体操』× CAVA BOOKS

 

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2022.11.25

高島鈴『布団の中から蜂起せよ――アナーカ・フェミニストのための断章』(人文書院) 刊行記念トークイベント 「言葉・革命・創作」高島鈴×榊原紘

イベント

【イベント名】
高島鈴『布団の中から蜂起せよ――アナーカ・フェミニストのための断章』(人文書院)刊行記念トークイベント
「言葉・革命・創作」高島鈴×榊原紘

 

【登壇者】
高島鈴(ライター、アナーカ・フェミニスト)
榊原紘(歌人)

【日時】
2022年12月14日(水)開場18:45、開演19:00(約1時間半)

【イベント内容】
高島鈴著『布団の中から蜂起せよ』の刊行を記念して、対談イベントを開催します。登壇者は著者でありアナーカ・フェミニストの高島さんと、2020年に歌集『悪友』を上梓された榊原紘さん。エッセイと短歌という違いはあれど、感じたことや考えたことを言葉に残すということを続けているおふたり。作品にすることについて、またほかの作品から得た滋養について、たっぷりとお話をお聞きする予定です。

【参加方法】
リアル会場(出町座3Fイベントスペース)
定員20名(先着)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください(締切:12月13日23:59

締切ました

【参加費】
1,000円(会場でお支払いいただきます)

【登壇者プロフィール】
高島鈴(たかしま・りん)
1995年、東京都生まれ。ライター、アナーカ・フェミニスト。「かしわもち」(柏書房)にて「巨大都市(メガロポリス殺し)」、『シモーヌ』(現代書館)にてエッセイ「シスター、狂っているのか?」を連載中。ほか、『文藝』(河出書房新社)、『ユリイカ』(青土社)、『週刊文春』(文藝春秋)、山下壮起・二木信編著『ヒップホップ・アナムネーシス――ラップ・ミュージックの救済』(新教出版社、2021年)に寄稿。中世社会史研究者としては、本名である杉浦鈴名義で方法論懇話会編『療法としての歴史〈知〉――いまを診る』(森話社、2020年)に寄稿している。
Twitter: mjqag

榊原紘(さかきばら・ひろ)
1992年、愛知県生まれ。歌人。学生時代に京大短歌に参加。2019年、第2回笹井宏之賞大賞受賞。第31回歌壇賞次席。2020年に第一歌集『悪友』(書肆侃侃房)を、2021年に第二歌集『セーブデータ』(私家版)を刊行。株式会社Unicocoでオンラインカルチャースクール「推しと短歌」の講師を務める。
Twitter:@hiro_geist

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS:info@cvbks.jp

主催:人文書院

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2022.09.28

第1回京都文学レジデンシー関連イベント
翻訳者と語る 森見登美彦作品の魅力 ~京都から世界へ~

イベント

【イベント名】
第1回京都文学レジデンシー関連イベント
翻訳者と語る 森見登美彦作品の魅力
~京都から世界へ~

【登壇者】
エミリ・バリストレーリ(日英文芸翻訳者)
渡辺祐真 / スケザネ(シナリオライター・書評家)

【日時】
2022年10月10日(月・祝)17:00~

【イベント内容】
10月1日(土)から21日(金)まで「第1回京都文学レジデンシー」が開催されます。

※京都文学レジデンシーに関する詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000048411.html

「京都文学レジデンシー」は日本と海外の作家と翻訳家が京都に滞在し、自由に執筆する、日本初の文学レジデンシーの試みとなります。
国内外から招聘した6名の詩人・小説家・翻訳者が京都に滞在し、創作活動を行うほか、オープニング・フォーラムをはじめとしたイベントを実施します。

今回、レジデンシーで京都に滞在してただく6名のうちのひとり、エミリ・バリストレーリ(Emily Balistrieri)さんは森見登美彦作品の『四畳半神話大系』や『夜は短し歩けよ乙女』の英訳を担当した日英文芸翻訳者です。
エミリさんが京都に滞在するこの絶好の機会に、森見作品と縁の深いこの出町の地で、森見作品を語り尽くすトークイベントを開催します。

トークのお相手は、書評系Youtuberとして絶大な人気と信頼のある渡辺祐真(スケザネ)さん。
自他ともに認める森見ファンとして知られ、エミリさんのアシスタントとして森見作品の英訳を手がけられました。

本イベントでは、森見登美彦作品の魅力についてお互いに語っていただくほか、独特な森見さんの文体をどのように英訳したのか、
また京都人にはお馴染みの(でももしかすると他の土地に住んでいる人にはやや伝わりづらいかも?の)固有名詞などを英語でどのように表現したのか、などの翻訳に関するさまざまなエピソードも語っていただく予定です。

また出町座でも10月以降、森見登美彦原作の

『ペンギン・ハイウェイ』2022/10/7(金)〜10/13(木)
https://demachiza.com/movies/12232

『夜は短し歩けよ乙女』2022/10/14(金)〜10/27(木)
https://demachiza.com/movies/12280

の上映が予定されています。

ぜひ、本イベントにご参加いただいたうえで、出町座で森見作品をご覧ください。

【参加方法】
・リアル会場(出町座3Fイベントスペース)
定員20名(先着)
・オンライン視聴

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください(締切:10月9日23;59)
締切ました

※下記URLよりYouTubeで無料視聴ができます
https://youtu.be/4Mnt7e63O38

【参加費】
無料

【登壇者プロフィール】
エミリ・バリストレーリ(Emily Balistrieri)
日英文芸翻訳者。米国ウィスコンシン州出身。東京生活10年間を経て、現在は大阪に拠点を置く。英訳に森見登美彦『四畳半神話大系』や『夜は短し歩けよ乙女』、角野栄子『魔女の宅急便』、大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』朽木祥『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』など。
twitter:@tora

渡辺祐真/スケザネ
1992年生まれ。東京都出身。東京のゲーム会社でシナリオライターとして勤務する傍ら、2021年から文筆家、書評家、書評系YouTuberとして活動。文庫の解説、書評多数。ラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェアなども手掛ける。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月~)。著書に『物語のカギ』(笠間書院)。編著に『季刊アンソロジスト』(田畑書店)。YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」では、書評や書店の探訪、ゲストとの対談など、多数の動画を展開している。翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(”The Night Is Short, Walk on Girl”)などの翻訳を手掛けた。
twitter:@yumawata33

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS:info@cvbks.jp

主催:京都文学レジデンシー実行委員会
共催:立命館大学国際言語文化研究所/龍谷大学国際社会文化研究所八幡プロジェクト/京都芸術大学
協賛:香老舗 松栄堂/DMG森精機株式会社/ワコールスタディホール京都
助成:ベルギー王国フランス語共同政府国際交流振興庁 後援:京都市/文化庁 共同プロデュース:MUZ ART PRODUCE/CAVA BOOKS
後援:一般社団法人 京都経済同友会

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2021.09.28

【オンラインイベント】鴨川を読む・書く 京都文学レジデンシーことはじめ

イベント

【イベント名】
鴨川を読む・書く 京都文学レジデンシーことはじめ

【登壇者】
円城塔さん、福永信さん、澤西祐典さん

【日時】
2021年10月30日(土)14:00~

【イベント内容】
近代文学で描かれた「鴨川」を読み、新たに「鴨川」を舞台にした小説断片を小説家三氏が書き下ろす。

第1部 鴨川を読む 14:00~15:00
青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/)に収録された作品から「鴨川」を舞台にした作品を集め、これまでどのように文学作品で「鴨川」が描かれてきたのかを知る。
円城塔×福永信×澤西祐典

第2部 鴨川を書く 15:15~16:15
「鴨川」を舞台に新たな小説の断片を前日に書き始め、当日の朝までに書き下ろす。

円城塔×福永信×澤西祐典

【視聴方法】
締切ました。本日(10月30日)の12時8分頃に視聴用URLと資料をメールにてお送りしています。
もし、まだ届いていないという方は、下記メールアドレスにてご連絡ください。

info@cvbks.jp

また、下記URLからも視聴できますので(資料もダウンロードできます)、こちらから直接ご視聴いただいても結構です。
(メールでも同じURLをお送りしています)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

https://youtu.be/WTaBryOHNxA

【参加費】
無料

【登壇者プロフィール】


Ⓒ新潮社

円城塔
1972年生まれ。「道化師の蝶」で第146回芥川賞受賞、「文字渦」で第43回川端康成文学賞・第39回日本SF大賞を受賞するなど、純文学からSFまで幅広く評価される前衛作家。近年では『ゴジラS.P』(Netflix等で配信)のシリーズ構成と脚本を手掛ける。


撮影:白石卓也

福永信
1972年生まれ。一行が延々と横に最終ページまで続くアクロバティックな『アクロバット前夜』(菊地信義装幀)で単行本デビュー。現代美術にも造詣が深く、幅広い活躍が評価され、第5回早稲田大学坪内逍遥賞奨励賞受賞。


撮影:中野義樹

澤西祐典
1986年生まれ。第35回すばる文学賞を受賞してデビュー(「フラミンゴの村」)。作家であり、芥川龍之介の研究者でもある(柴田元幸との共編訳「芥川龍之介選英米・怪異幻想譚」など)。龍谷大学講師。京都文学レジデンシー実行委員。

主催:龍谷大学 国際社会文化研究所 共同研究プロジェクト「ポスト・コロナ時代における芸術・メディア」
共催:CAVA BOOKS、京都文学レジデンシー実行委員会
協賛:香老舗 松栄堂
協力:MUZ ART PRODUCE

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS:info@cvbks.jp

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2020.10.13

【リアル&オンラインイベント】『マーティン・エデン』(ピエトロ・マルチェッロ監督)出町座上映記念 柴田元幸さんトーク&朗読ショー

イベント

【イベント名】
『マーティン・エデン』(ピエトロ・マルチェッロ監督)出町座上映記念
柴田元幸さんトーク&朗読ショー

【内容紹介】
代表作『野性の呼び声』がハリソン・フォード主演で映画化されるなど、今再び注目を集めるアメリカの作家ジャック・ロンドン(1876-1916)。波乱万丈の人生を送ったジャック・ロンドンの自伝的小説『マーティン・イーデン』が、舞台をイタリアに移し、『マーティン・エデン』として映画化されました。

今回、アメリカ文学研究者・翻訳者であり、日本におけるジャック・ロンドンの紹介者(「柴田元幸翻訳叢書」として『火を熾す』『犬物語』という2編の短編集を刊行)でもある柴田元幸さんをゲストにお迎えし、ジャック・ロンドンという作家について、また作品について語っていただきます。また後半は柴田さんによるジャック・ロンドン作品の朗読を予定しております。

この機会にぜひジャック・ロンドンの世界をご堪能ください。

【映画紹介】
映画『マーティン・エデン』出町座にて11/6(金)〜11/19(木)上映。
https://demachiza.com/movies/7899

ジャック・ロンドンの小説『マーティン・イーデン』を、イタリアを舞台に映画化。イタリア・ナポリの労働者地区に生まれた貧しい船乗りの青年マーティンが文学で名を成す道程を全編フィルムで撮影、イタリアの陽光が画面を豊かに彩る秀作。2019年ベネチア映画祭コンペ部門に出品され、主演のルカ・マリネッリが男優賞を受賞。アラン・ドロンを彷彿とさせる容姿と仕草が、多くの観客を魅了している。

【書籍&関連書紹介】
『マーティン・イーデン』ジャック・ロンドン (著), 辻井 栄滋 (翻訳)(白水社)
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b373640.html

【日程】
2020年11月7日(土曜日)17:00〜
★15分前開場、イベントは60分予定。

【参加方法】
イベントに参加する方法は2種類あります。

その①:イベント会場(出町座3F)での視聴
※柴田元幸さんは、オンラインでのご出演となり、参加者の方は会場に設置されたモニターを視聴する形になります。
→その①で参加希望の方は、下記お申込みフォームよりお申込みください(参加費は当日イベント会場でいただきます)。
https://forms.gle/hp8XtG9FVAWcC5V67

その②:オンラインでの視聴
※ZoomのオンラインミーティングをYoutubeでライブ配信いたします。
配信URLとご案内は、イベント開催の前日にメールでお送りいたします(6日の21時頃メールを送信する予定です)。
→その②で参加希望の方は、下記よりオンラインチケットをご購入下さい(チケットをご購入いただいた時点で受付完了とさせていただきます)。
お申し込みは11月7日の12時で締め切りとさせていだきます。
https://cavabooks.thebase.in/items/34751971

【参加費】
1,000円
*出町座で映画『マーティン・エデン』をご鑑賞半券ご提示の方は500円に割引。半券割引は会場にご参加の方に限ります。

【定員】
リアル会場30名(オンラインは上限なし)

【キャンセルについて】
お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【プロフィール】
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年生まれ。米文学者・東京大学名誉教授・翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文学賞、坪内逍遥大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集

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CAVA BOOKS

旅立つ本屋

CAVA BOOKS(サヴァ・ブックス)は、2017年冬、京都・出町桝形商店街にオープンの複合施設「出町座」の1階にある本屋です。
海と盆地を結ぶ、若狭街道(鯖街道)の終着点であるこの地から、本や映画や食に触れ、京の入口へ、明日の入口へと歩みゆく「旅立つ本屋」を目指しています。

  • 出町座
  • 出町座のソコ

CAVA BOOKSメンバー

Writer うめのたかし Takashi Umeno
Director 小野友資 Yusuke Ono
Designer 尾花大輔 Daisuke Obana
Producer 宮迫憲彦 Norihiko Miyasako

ブックカバー tupera tupera

京都府京都市上京区三芳町133 出町座1F
Kyoto Prefecture Kyoto City Miyoshi cho, Kamigyo-ku 133 Izumoza 1F