CAVA BOOKS

インザ出町座 旅立つ本屋

京都市上京区三芳町133 出町座1F
Demachiza 1F,133,Miyoshicho,Kamigyo-ku,
Kyoto City

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2019.05.19

レベッカ・ソルニットの歩き方:現代アメリカで歴史・ジェンダー・社会を論じるということ -『説教したがる男たち』『ウォークス 歩くことの精神史』『迷うことについて』刊行記念イベント-

イベント

レベッカ・ソルニットの歩き方:現代アメリカで歴史・ジェンダー・社会を論じるということ
-『説教したがる男たち』『ウォークス 歩くことの精神史』『迷うことについて』刊行記念イベント-

旺盛な執筆活動を展開するレベッカ・ソルニットの仕事が邦訳を通じて徐々に紹介されている。歴史から現代社会まで幅広い関心をもち、学術的な著作から社会批評、エッセイ、あるいは政治運動まで多彩な活動をつづける彼女の原動力は何に由来し、これまでどんなことを考えてきたのだろうか。そして彼女が在野の研究者として身をおき、言葉を通じて伝えてきたアメリカ社会の姿は私たちにとってどのような意味をもつのだろうか。
このイベントでは、身近な経験から展開される鋭利なジェンダー論『説教したがる男たち』および、素朴な主題への飽くなき探究を綴った『ウォークス 歩くことの精神史』という近刊の訳者二名を迎え、現代アメリカで独特の存在感を発揮するレベッカ・ソルニットという書き手について考えてみたい。新たに『迷うことについて』が翻訳されて関心を集める中、その仕事の広がりに触れる貴重な機会になるだろう。

日程:2019年6月22日(土)16:30〜18:30
会場:出町座フリースペース
参加費:
一般 予約2,000円 / 当日2,500円
学生 予約1,500円 / 当日2,000円
イベントご予約はこちらから

主催:GACCOH
共催:CAVA BOOKS

お問い合わせ先
GACCOH
メールアドレス:gaccoh009@gmail.com

出演
ハーン小路恭子(はーん・しょうじ・きょうこ)
金沢大学准教授。専門はアメリカ文学・文化研究で、小説やポップカルチャーにおける危機意識と情動のはたらきに関心を持つ。

東辻賢治郎(とうつじ・けんじろう)
翻訳家、建築・都市史研究者、地図製作者。関心領域は初期近代の技術史と建築史、および地図と紀行文学。

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2019.05.17

映画『マイ・ブックショップ』上映記念トークイベント
「書店をつくる、ということ」
磯上竜也(toi books)×鳥居貴彦(開風社 待賢ブックセンター)
進行 宮迫憲彦(CAVA BOOKS)

未分類

映画『マイ・ブックショップ』上映記念トークイベント
書店をつくる、ということ
ゲスト:磯上竜也(toi books)×鳥居貴彦(開風社 待賢ブックセンター)
進行:宮迫憲彦(CAVA BOOKS)

【内容】
ブッカー賞受賞作家のペネロピ・フィッツジェラルドの名作『ブックショップ』を原作にした映画作品『マイ・ブックショップ』(イザベル・コイシェ監督)が6月8日(土)より出町座で上映になります。
https://demachiza.com/movies/4107
本作は、書店が一軒もないイギリス東部の海辺の町に書店を開店した、フローレンスという女性の物語です。

作品の舞台は1959年。
現代よりも本がまだ人々にとって大きな意味を持っていた時代であり、本を読む人の数は多かった時代かもしれません。
それでも夫を亡くした女性が、ひとりで書店を開業するのは簡単ではありませんでした。しかし、フローレンスは周囲の反対にあいながらも強い信念をもって書店を開業します。

書店をつくり、それを継続するということは今も昔も変わらず大変な苦労を伴います。
それだけに本への惜しみない愛情と強い信念がなければ、書店をつくるということはできません。

今回は、ほぼ同じ時期に大阪の本町にtoi booksをオープンした磯上さんと、
京都西陣の待賢地区に開風社 待賢ブックセンターをオープンした鳥居さんと一緒に、
「書店をつくる、ということ」をテーマに語り合いたいと思います。
二人とも本への愛情にあふれた素晴らしい書店人です。
進行は、CAVA BOOKSの宮迫が努めます。

本を愛する人はもちろん、自分で書店を開業してみたいという方もぜひお越しいただき、質問や疑問を会場でぶつけてみてください。
また書店ではなく、とにかく自分で「何か」を始めてみたい人にも、大きなヒントが得られる機会にもなるかもしれません。

多くの方のご来場をお待ちしております。

映画紹介(公式HPより)
1959年のイギリス、海辺の小さな町。戦争で夫を亡くしたフローレンスは、それまで一軒も書店がなかった町に夫との夢だった書店を開こうとする。保守的な町でそれを快く思わない町の有力者ガマート夫人の嫌がらせに遭いながらも何とか開店にこじつける。レイ・ブラッドベリの「華氏451度」など、先進的な作品を精力的に紹介し、書店は物珍しさで多くの住民がつめかける。だがガマート夫人の画策により、次第に経営が立ち行かなくなっていく。フローレンスの味方は40年も邸宅に引きこもっている読書好きの老紳士ブランディッシュ氏だけ――。
日本でも大ヒットした『死ぬまでにしたい10のこと』(03)で一躍、脚光を浴びたイザベル・コイシェ監督。以後も、新たなジャンルに女性の感性を吹き込んで来た彼女が、次に選んだ題材は、保守的なイギリスの町に小さな変革を起こそうとした女性のささやかな奮闘記。英ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの原作小説を映画化した本作は2018年のスペイン・ゴヤ賞では見事、作品賞・監督賞・脚色賞と主要部門を受賞した。

【日時】
6月20日(木)20:00〜(開場19:45)

【参加費】
500円(要予約)

【申込方法】
定員に達しましたので締切ました。

【定員】
定員に達しましたので締切ました。

【場所】
出町座フリースペース
〒602-0823 京都市上京区三芳町133
◆ 出町柳駅(京阪、叡山電鉄始発駅)徒歩5分
◆ 今出川駅(京都市営地下鉄)徒歩10分

アクセス

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【ゲストプロフィール】
磯上竜也(いそがみ・たつや)
1987年生。7年間書店の心斎橋アセンスに勤め、文芸をはじめ様々なジャンルを担当。2019年4月大阪・本町のビルの一室に「toi books」を開店。

鳥居貴彦(とりい・たかひこ)
1988年生。高知大学でぼーっとすごし卒業後しばらく本屋をブラブラするだけの生活をおくる。その後、恵文社西大路店にて書店員暮らしをスタート。3年間勤める。のち出版営業を経験。2019年3月、開風社 待賢ブックセンターを開業。

【進行】
宮迫憲彦(みやさこ・のりひこ)
1981年生。一橋大学卒業後、大手書店チェーン勤務を経て、出版社フィルムアート社で勤務。現在は出版社で勤務しながら個人活動としてCAVA BOOKS、Montag Booksellersという2つの本屋の運営をしている。

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旅立つ本屋

CAVA BOOKS(サヴァ・ブックス)は、2017年冬、京都・出町桝形商店街にオープンの複合施設「出町座」の1階にある本屋です。
海と盆地を結ぶ、若狭街道(鯖街道)の終着点であるこの地から、本や映画や食に触れ、京の入口へ、明日の入口へと歩みゆく「旅立つ本屋」を目指しています。

  • 出町座
  • 出町座のソコ

CAVA BOOKSメンバー

Writer うめのたかし Takashi Umeno
Director 小野友資 Yusuke Ono
Designer 尾花大輔 Daisuke Obana
Producer 宮迫憲彦 Norihiko Miyasako

ブックカバー tupera tupera

京都府京都市上京区三芳町133 出町座1F
Kyoto Prefecture Kyoto City Miyoshi cho, Kamigyo-ku 133 Izumoza 1F