CAVA BOOKS

インザ出町座 旅立つ本屋

京都市上京区三芳町133 出町座1F
Demachiza 1F,133,Miyoshicho,Kamigyo-ku,
Kyoto City

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2024.02.16

Kyoto Reading Club vol.1開催のお知らせ

イベント

【内容】
《Kyoto Reading Clubとは》
Kyoto Reading Clubは、月に1度、課題図書についてみんなで話し合うことを楽しむ読書会です。
ひとりで読むだけではわからなかった個所や、自分の好きな場面について、語り合いながらゆっくり本を楽しんでみませんか?

「最近、仕事や育児や家事が忙しくて、なかなか本が読めなくなった」「むかしは本が好きだったのに、ここ数年は読めてないな」「読書という趣味を誰かと共有したいな」

そんなあなたに来てほしい読書会です。
忙しい中でも、本を読むきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
初めて読書会に参加する方も、大歓迎です。
三宅香帆

【課題本】

九段理江 『東京都同情塔』新潮社

【課題本について】
芥川賞を受賞した『東京都同情塔』は、純文学のジャンルに入っていますが、ある意味近未来の可能性を描いたSF小説でもあり、AIについて問題提起した社会派小説でもあり、さまざまな読み方ができる小説です。また作者が生成AIを利用して小説を綴ったことも話題になりました。そんな読者の数だけ読み方がありそうな『東京都同情塔』、あなたはどのように読みましたか? 好きな場面、分からなかった個所、嫌いな台詞、面白かった設定などなど……ぜひあなたの感想を聞かせてください!

【参加条件】
・20代~40代であること(大変恐縮ですが、発足したばかりなので年齢を区切らせていただいております)
・課題図書『東京都同情塔』を読んできてください
・キャンセルの際は事前にご連絡をお願い致します。

【日時】
2024年3月17日(日)18:00~

【会場】
出町座ハナレ
京都府京都市上京区今出川通寺町東入一真町85
※出町座から徒歩約2分
https://maps.app.goo.gl/fdByd6AtoUcabrcr7

【参加費】
参加費:1,500円+ワンドリンク
※会場でお支払いいただきます。

【定員】
定員:18人程度

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
※満員御礼(定員に達したため締切ました)

【当日の流れ】
・自己紹介
・課題本の紹介
・感想タイム
・フリートーク

【司会】
澤西祐典(さわにし・ゆうてん)
1986年生まれ。 小説家、研究者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。 編訳に『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』(柴田元幸氏との共編訳、岩波書店)、小説に『フラミンゴの村』(第35回すばる文学賞、集英社)、『文字の消息』、『雨とカラス』(いずれも書肆侃侃房)などがある。京都文学レジデンシー実行委員。@letterofletters

三宅香帆(みやけ・かほ)
1994年生まれ。書評家、批評家。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中途退学。エンタメから古典文学まで批評や解説を幅広く手がける。著書『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』等。@m3_myk

【問い合わせ先】
miyake.kaho@outlook.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.12.07

『作家主義以後 映画批評を再定義する』(フィルムアート社)刊行記念 ~映画批評とは何か 2023年を振り返りつつ~

イベント

【イベント名】
『作家主義以後 映画批評を再定義する』(フィルムアート社)刊行記念
~映画批評とは何か 2023年を振り返りつつ~

【登壇者】
須藤健太郎(映画批評家)
五所純子(文筆家)

【日時】
2023年12月23日(土)17:00~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国)が、大きな話題となった映画批評家の須藤健太郎さんの初評論集となる『作家主義以後 映画批評を再定義する』(フィルムアート社)が12月26日に刊行になります。

「批評はいつも孤独から始まる」という印象的な「序」からはじまる本書。
ひとつの映画作品を問うことにおいて、映画そのものの存立を問う、その終わりなき営みとしての「映画批評」の可能性を探る一冊です。

本書の刊行を記念してトークイベントを開催いたします。

トークのお相手は、映画・文芸を中心に、批評・エッセイ・創作などさまざまな文章を執筆されている文筆家の五所純子さんです。

批評について、
作品とどのように向き合うべきか、
どのように書いているか、

など批評(あるいは執筆)について語っていただくとともに、
ジャン・ユスターシュ映画祭をはじめ、2023年に公開されたさまざまな映画作品について語っていただきます。

また、出町座では、12/15(金)からスタートする「ジャン・ユスターシュ映画祭」でも須藤健太郎さんにアフタートークをしていただきます(『アリックスの写真』+『ナンバー・ゼロ』上映回12/24(日)14:10~)。

トークイベントとアフタートーク、あわせてお楽しみください。

【登壇者プロフィール】
須藤健太郎(すどう・けんたろう)
1980年生まれ。映画批評家。現在、東京都立大学人文社会学部助教。著書に『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国、2019)、『Jean Eustache. Génétique et fabrique』(Classiques Garnier、2022)、訳書にニコル・ブルネーズ『映画の前衛とは何か』(現代思潮新社、2012)、『エリー・フォール映画論集 1920−1937』(ソリレス書店、2018)、ロラン・バルト『恋愛のディスクール——セミナーと未刊テクスト』(共訳、水声社、2021)、カイエ・デュ・シネマ編集部編、奥村昭夫訳『作家主義[新装改訂版]』(監修、フィルムアート社、2022)など。

五所純子(ごしょ・じゅんこ)
1979年生まれ。文筆家。単著に『薬を食う女たち』(河出書房新社)、共著に『レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』(フィルムアート社)、『虐殺ソングブックremix』(河出書房新社)、『心が疲れたときに見る映画』(立東舎)など、映画・文芸を中心に多数執筆。

【定員】
30名

【参加費】
①1,000円:イベント参加のみ
②4,000円:書籍(本体価格3,700円)+イベント参加
※会場でお支払いいただきます

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/cGWLLGi65NhEGCMm7

【主催】
フィルムアート社

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.11.19

詩人の四元康祐さんに世界の文学レジデンシーや詩祭についてじっくり聞いてみよう

イベント

【イベント名】
詩人の四元康祐さんに世界の文学レジデンシーや詩祭についてじっくり聞いてみよう

【登壇者】
四元康祐
聞き手:吉田恭子

【日時】
2023年12月10日(日)13:00~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
世界を飛び回っている詩人の四元康祐さんが、2023年度アイオワ大学国際創作プログラムでの長期滞在レジデンシーと香港バプテスト大学のレジデンシーを終えて帰国されました。海外での詩祭参加経験豊富で、世界中の詩人とのコラボレーションや翻訳も活発に続けている四元さんに、海外交流やレジデンシー滞在の経験、作家や詩人が自ら言語の壁を越えて活動の場を求める意義、世界文学の現在(いま)についてお話をうかがいます。

【登壇者プロフィール】
四元康祐(よつもと・やすひろ)
1959年大阪府生まれ。82年上智大学文学部英文学科卒業。
86年アメリカに移住。90年ペンシルベニア大学経営学修士号取得。
91年第一詩集『笑うバグ』を刊行。94年ドイツに移住。
『世界中年会議』で第3回山本健吉賞・第5回駿河梅花文学賞、『噤みの午後』で第11回萩原朔太郎賞、『日本語の虜囚』で第4回鮎川信夫賞を受賞。他の著作に、詩集『現代ニッポン詩日記』『フリーソロ日録』、小説『偽詩人の世にも奇妙な栄光』『前立腺歌日記』、翻訳『ホモサピエンス詩集―四元康祐翻訳集現代詩篇』『ダンテ、李白に会うー四元康祐翻訳集古典詩篇』ほか多数。2020年以後日本在住。

吉田恭子(よしだ・きょうこ)
1969年福岡県生まれ。京都大学人間環境学研究科博士課程前期修了、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校英文科創作専攻博士課程修了。現在、立命館大学教授。著書に“Disorientalism”、共著書に『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』、訳書に『かくも甘き果実』、共訳書に『生まれつき翻訳:世界文学時代の現代小説』などがある。京都文学レジデンシー実行委員会代表。

【定員】
30名

【参加費】
無料

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/m7HUS2arAg8eR96k8

【主催】
立命館大学国際言語文化研究所
本イベントは科研費研究課題19KK0010の助成を受けたものです

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

 

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2023.11.07

『オリンピア』(北烏山編集室)刊行記念イベント 越前敏弥×樋口真理

イベント

【イベント名】
『オリンピア』(北烏山編集室)刊行記念イベント

【登壇者】
越前敏弥×樋口真理

【日時】
2024年1月26日(金)19:30~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
外国語や海外文学の研究書や翻訳書を厳選して刊行する出版社・北烏山編集室が誕生しました。その第1弾として刊行されるのが、文芸翻訳者の越前敏弥さんによる “執念の持ち込み本”『オリンピア』(デニス・ボック)。半世紀以上に及ぶオリンピックの歴史を背景として、ドイツからカナダに移住した一族の生と死が詩情豊かに語られる連作短編集です。

今回のイベントでは、越前さんと北烏山編集室の樋口真理さんに、この本の魅力や出版へのいきさつ、さらには今後の目標などを語っていただきます。ぜひご参加ください。

……1998年にこの作品を原書で読んだとき、なんと美しく、なんと豊かなイメージに満ちあふれ、なんと静かに力強く心を打つ文章かと思った。すっかり虜になった。いつの日か、これを日本語で紹介できたらどんなにうれしいかと思った。まだ文芸翻訳の仕事を本格的にはじめてはいなかったころのことだ。
 その後、いろいろあったものの、けっして万人受けするような読みやすい作品ではないこともあって、なかなか商業出版に漕ぎ着けることができなかったが、このたび新生出版社・北烏山編集室が世に送り出す最初の作品として『オリンピア』を選んでくれることになった。北烏山編集室のおふたり(津田正さんと樋口真理さん)に深く御礼申しあげるとともに、ぜひ今後も末長く、尖鋭で刺激的な本を出しつづけてもらいたいと強く祈っている。……
〈「訳者あとがき」より〉

【登壇者プロフィール】
越前敏弥 (えちぜん・としや)
1961年生まれ。文芸翻訳者。訳書『世界文学大図鑑』『世界物語大事典』(以上、三省堂)、クイーン『Yの悲劇』、D・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』(以上、KADOKAWA)、ダウド『ロンドン・アイの謎』、F・ブラウン『真っ白な嘘』(以上、東京創元社)、ハミルトン『解錠師』(早川書房)、マッキー『ストーリー』(フィルムアート社)など。著書『文芸翻訳教室』(研究社)、『翻訳百景』(KADOKAWA)、『名作ミステリで学ぶ英文読解』(早川書房)、『はじめて読む! 海外文学ブックガイド』(河出書房新社、共著)など。

樋口 真理 (ひぐち・まり)
1964年生まれ。商社勤務、中学校国語教員、翻訳家を経て、2002年〜2021年、株式会社三省堂に勤務。小中高の国語検定教科書や、『世界文学大図鑑』など大図鑑シリーズ、『世界物語大事典』『世界シネマ大事典』などの事典、『世界文学アンソロジー』などの編集を担当。2022年、株式会社北烏山編集室(津田正との共同経営)を設立。『はじめて読む!海外文学ブックガイド』(河出書房新社)、ストーカー『ドラキュラ』(光文社古典新訳文庫)などの書籍の編集を手がける。『オリンピア』は自社刊行書籍の最初の1冊。

【定員】
30名

【参加費】
1,500円
※会場でお支払いいただきます

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/SghvWrg26VFCCoi76

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.10.31

マリーズ・コンデ『料理と人生』(左右社)刊行記念イベント ~文学と旅、あるいは土地について~

イベント

【イベント名】
マリーズ・コンデ『料理と人生』(左右社)刊行記念イベント
~文学と旅、あるいは土地について~

【登壇者】
大辻都×松田法子

【日時】
2023年12月1日(金)19:30~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
『生命の樹』などの作品で知られ、2018年ノーベル文学賞に替わるニュー・アカデミー賞を受賞した世界的黒人女性作家、マリーズ・コンデの待望の新刊『料理と人生』(左右社)が刊行されました。

自伝的回想録である本書の中で、コンデは料理への愛情・情熱を大いに語っています。

料理なんて召使いのすること──。 そんな母の言葉への反発が、文学への情熱と同じくらい熱い、料理への愛を気づかせてくれた──。
(出版社HPより引用)

 

本書の中心テーマが「食」や「料理」であることはいうまでもありませんが、「旅」や「土地」もまた本書を読み解くうえで重要なキーワードになるでしょう。

カリブ海のフランス領(現海外県)グアドループで生まれ、フランス本土、ギニア、ガーナ、セネガル、アメリカなど、さまざまな土地で暮らしてきたコンデは、各地で多くの食材・料理と出会いました。

今回のイベントでは、本書を手がかりに「文学と土地」あるいは「文学と旅」について考えてみたいと思います。

登壇者は大辻都さんと松田法子さんのお二人です。
フランス語圏のカリブ海文学がご専門で本書の翻訳者である大辻さんはマリーズ・コンデとも面識があり、著書にコンデのモノグラフィー『渡りの文学』(法政大学出版局)があります。 そして建築史や都市史がご専門の松田法子さんは、建築や集住体のフィールドワークを、地形・地質・水系・地域史などを複合した広域なエリアスタディとして取り組み、領域史として提起されています。

異なる研究分野で活躍されているお二人が、『料理と人生』をどのように読んだのか、そして文学はいかに料理・土地・旅と関係するのか、ジャンル横断的なクロストークが展開されるはずです。 また、本書は神経系の病気で四肢が不自由なコンデの口述筆記本のかたちで本にまとめられ「ケアの文学」としての側面を持っています。

食べる人、暮らす人、旅をする人なら誰もが楽しんでいただけるイベントになっています。マリーズ・コンデって誰? カリブ海文学なんて分からない、という方もぜひ遊びに来てください。

【登壇者プロフィール】
大辻都 (おおつじ・みやこ)
1962年東京生まれ。専門はカリブ海地域を中心とするフランス語文学。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)。京都芸術大学教授。主な著書に『渡りの文学 カリブ海のフランス語作家マリーズ・コンデを読む』(法政大学出版局、2013年)、訳書にドミニク・レステル『肉食の哲学』(左右社、2020年)などがある。

松田法子(まつだ・のりこ)
京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 准教授。博士(学術)。専門分野は建築史・都市史・領域史。水際の土地の居住に関する社会・文化・技術・景観の研究など、人と場所との豊かな関係と問題系について調査研究を行う。近年は「汀の人文史」をテーマに活動。著書に『絵はがきの別府』(左右社)、共著に『危機と都市──Along the Water』(左右社)、『変容する都市のゆくえ──複眼の都市論』(文遊社)、『渋谷の秘密』(PARCO 出版)等。

【定員】
30名

【参加費】
①1,500円
※会場でお支払いいただきます

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/SghvWrg26VFCCoi76

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.10.25

『恐怖 ダリオ・アルジェント自伝』刊行記念 トークイベント

イベント

【イベント名】
『恐怖 ダリオ・アルジェント自伝』刊行記念 トークイベント
~ダリオ・アルジェント、その人物と作品の魅力に迫る~

【登壇者】
野村雅夫×柴田幹太

【日時】
2023年11月17日(金)19:30~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
『サスペリア』、『フェノミナ』、『ダークグラス』などの作品で知られ、独自の美学を追求した“ホラーの帝王”ダリオ・アルジェントの自伝 『恐怖 ダリオ・アルジェント自伝』(フィルムアート社)が発売となりました。恐怖に魅入られた幼少期、愛する家族、自らの作品とその俳優や仲間たち、輝かしいキャリアと試練や苦難、強迫観念や倒錯的な夢について、その比類なき人生をアルジェント自身が鮮やかに語っています。

本書の刊行を記念し、翻訳を担当された野村雅夫さん、柴田幹太さんをお招きしてトークイベントを開催いたします。
お二人は、京都ドーナッツクラブのメンバーとして活躍され、これまで映画の配給や書籍の翻訳など、知られざるイタリアの文化的お宝を紹介されてきました。

また個人としても、野村雅夫さんは(みなさんご存知のとおり)FM COCOLOのラジオDJとして活躍中、ラジオでの映画評も毎週行っています。そして、柴田幹太さんは映画フィルムの現像所に勤務し、復元技術者として映画に関わっておられます。

今回のイベントでは、ダリオ・アルジェントの知られざる人物像に迫りつつ、作品制作時のエピソードやアルジェント作品の楽しみ方、そしてその魅力について語っていただく予定です。
アルジェント初心者の方でも楽しんでいただける内容になっていますので、ぜひ遊びに来てください!!

【登壇者プロフィール】
野村雅夫(のむら・まさお)
1978年、イタリア、トリノ生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)イタリア語学科卒業。その後、同大学院で映画理論を学びながら、パゾリーニ作品を研究する。在学時に同好の士を集め、イタリア文化紹介を行うサークルを結成し、後に京都ドーナッツクラブとして株式会社化した。日本未公開の映画上映イベントを多数主催し、字幕制作や解説などを行う、Eテレなどテレビでの映画紹介の企画から出演までを担当。2008年からはラジオDJとしても活動。大阪のFM802で10年レギュラー番組を持った後、姉妹局のFM COCOLOに移籍。現在では、平日のモーニングショーCIAO 765を朝6時から11時まで生放送中。ラジオでの映画評も毎週行っている。

柴田幹太(しばた・かんた)
1978年、山形県生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)でイタリア語を学び、同大学院修士課程で脚本家チェーザレ・ザヴァッティーニのネオレアリズモを研究。のちに「モノとしての映画=フィルム」に関心を移し、ボローニャ大学に留学、2年弱の留学期間中に映画三昧の日々を過ごす。帰国後、2008年から映画フィルムの現像所に勤務、映画の復元技術者となり現在に至る。京都ドーナッツクラブでは、日本未公開や過去のイタリア映画の字幕翻訳を多数担当。2018年、イタリアのヴァッレ・ダオスタ州の山岳地帯を330キロ走るスーパーウルトラなトレイルレース「トル・デ・ジアン」を完踏。

【定員】
40名

【参加費】
①1,500円:イベント参加のみ
②4,500円:書籍(定価3,740円)+イベント参加(740円お得!)
※会場でお支払いいただきます

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/ghKG798m6NJTkT3G9

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.09.20

第2回京都文学レジデンシー開催記念 カン・バンファ×菅原百合絵 トークイベント「ふたつの言葉と文学」(聞き手:藤枝大 書肆侃侃房)

イベント

【イベント名】
第2回京都文学レジデンシー開催記念 カン・バンファ×菅原百合絵 トークイベント「ふたつの言葉と文学」(聞き手:藤枝大 書肆侃侃房)

【登壇者】
カン・バンファ(翻訳者)
菅原百合絵(歌人・フランス文学研究者)
【聞き手】
藤枝大(書肆侃侃房編集者)

【日時】
2023年10月13日(金)19:30~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
9月30日から10月22日の間、第2回京都文学レジデンシーが開催されます。

「文学レジデンシー」とは、世界各国の作家を自国に招き、長期滞在というかたちを取りながら創作の支援をする活動のこと。京都文学レジデンシーは、日本初の本格文学レジデンシーとして、京都の街なかで作家に構想・執筆に専念できる環境の整備と、読者を含めた文学の担い手たちとの交流の場づくりを目指します。

第2回目となる本年度のレジデンシーでは、国内外から5名の作家・翻訳者の方に京都に滞在していただきます。

そのうちのひとり、カン・バンファさんは、キム・チョヨプ著『地球の果ての温室で』(早川書房)、ペク・スリン著『惨憺たる光』(書肆侃侃房)、ルリ著『長い長い夜』(小学館)、ハ・ジウン著『氷の木の森』(ハーパーコリンズ・ジャパン)など、数多くの韓国文学を翻訳し、近年の韓国文学ブームをけん引する活躍をなさっています。SF、純文学、ミステリー、ファンタジー、児童書、さまざまなジャンルの「韓日翻訳」を手掛けるカン・バンファさんは、日本語の文学作品を韓国語に翻訳する「日韓翻訳」者としての顔ももっています。

そして、トークのお相手である菅原百合絵さんは、今年2月に歌集『たましひの薄衣』(書肆侃侃房)を刊行されました。本書は「東京大学本郷短歌会」「パリ短歌クラブ」などで短歌を発表してきた菅原さんにとって初となる歌集です。東京で過ごした学部時代から、ジュネーヴやリヨンで過ごし、パリ・シテ大学の博士課程を修了する留学期にいたるまで、10年ほどのあいだに編まれた歌のなかから333の歌がおさめられています。フランス語と日本語を行き来しながら創作をし、18世紀のフランス文学を専門とする文学研究者でもある菅原さんも、カン・バンファさんと同様「二つの言語」で文学に関わる活動をされています。

聞き手をつとめてくださるのは、文学好きであれば一度はお世話になっているといっても過言ではない福岡の出版社・書肆侃侃房の編集者、藤枝大さんです。
藤枝さんは編集者として、短歌をはじめとする日本語の文学作品、そしてさまざまな言語の海外文学作品の翻訳を担当されてきました。
また、藤枝さんは福岡・天神の本屋&カフェ「本のあるところ ajiro」の立ち上げと運営にも関わっています。

翻訳者、作者・研究者、編集者・書店というそれぞれの立場で複数の言語に向き合っているこの3名が、どのような活動をされているのか、そしてどのような想いで文学に関わっているのかを語っていただきます。

海外文学好きはもちろん、翻訳者志望の方、編集や書店の仕事に興味がある方、そして文学を研究している学生さんなど、さまざまな方に興味をもっていただける内容になるはずです。ぜひお越しください。

【登壇者プロフィール】
カン・バンファ
日韓文芸翻訳家。岡山県生まれ、在日韓国人3世。ソウル在住。大学卒業後に渡韓。日訳にペク・スリン『惨憺たる光』、ピョン・へヨン『ホール』、チョ・ウリ『私の彼女と女友達』など多数。韓訳に古田足日『ロボット・カミイ』をはじめとする児童書のほか、柳美里『JR上野駅公園口』、三島由紀夫『文章読本』『小説読本』(共訳)がある。

菅原百合絵
1990年東京都生まれ。「東京大学本郷短歌会」「パリ短歌クラブ」元会員(現在いずれも解散)。短歌結社「心の花」所属。2022年、パリ・シテ大学(旧パリ第七大学)博士課程修了。専門は十八世紀フランス文学、とりわけジャン=ジャック・ルソー。著書に『たましひの薄衣』(書肆侃侃房)、『ルソー論集』(共著、中央大学出版部)など。現在、京都大学人文科学研究所准教授。

藤枝大
書肆侃侃房の編集者。詩歌と海外文学、人文書を主に編集している。担当した書籍に『左川ちか全集』『前川佐美雄歌集』『たましひの薄衣』『うたうおばけ』『月面文字翻刻一例』『ベルクソン思想の現在』『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』『マレー素描集』『象の旅』『赤の自伝』など。海外文学の読書会「ガイブンキョウク」(2015年〜)、詩歌と海外文学の書店「本のあるところ ajiro」(2018年〜)を立ちあげ、運営している。

【定員】
30名

【参加費】
1,500円(会場でお支払いいただきます)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/uDaSsqkN9TeBVB9VA

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.08.29

『SAPERE ROMANTIKA』(paper company)刊行記念イベント 「詩人は何を読み、どのように書くのか? ——詩、翻訳、ポエトリーリーディング——」 

イベント

【イベント名】
『SAPERE ROMANTIKA』(paper company)刊行記念イベント「詩人は何を読み、どのように書くのか? ——詩、翻訳、ポエトリーリーディング——」

【登壇者】
高田怜央(翻訳者・詩人)
素潜り旬(詩人)
森脇透青(哲学研究者・批評家)

【日時】
2023年9月22日(金)19:30~

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
詩人・翻訳家の高田怜央さんは、今年八月に第一詩集『SAPERE ROMANTIKA[サペレ・ロマンティカ]』(paper company)を刊行しました。
これを記念し、トークイベントを開催いたします。

「知=味への情熱」という意味の造語をタイトルに冠したこの詩集では、様々な食べ物——アイスクリームやきゅうりサンドなど——をモチーフにした詩を通して、「味覚」がフィーチャーされ、知性と感性のロマンティックな関係が探究されています。
さらにこの詩集で高田さんは翻訳家としての技能も生かし、それぞれの詩を英語と日本語双方で表記しました。
この翻訳によって、高田さんの詩は独特な意味の広がり・差異を獲得し、「言語」そのものへの問題提起となっています。

今回のトークイベントでは、著者の高田さんに加えてゲストに詩人の素潜り旬さん、聞き手・司会に哲学研究者・批評家の森脇透青さんを迎え、詩作をめぐる対話をおこないます。

ロシア未来派の詩人、ウラジーミル・マヤコフスキーがきっかけで、詩集『パスタで巻いた靴』(港の人)を上梓した素潜り旬さん。
ニューヨーク派の詩人、フランク・オハラのマニフェストをなぞる形で詩作を始めた高田怜央さん。
それぞれ、海外の詩人の何に影響を受けて詩を書き始めたのか?

また、二人の詩人がお互いの詩を披露するポエトリー・リーディングを予定しています。
ぜひ、ライブならではの臨場感をお楽しみください。

【登壇者プロフィール】
高田怜央(たかだ・れお)
翻訳者・詩人。1991年横浜生まれ、英国スコットランド育ち。上智大学文学部哲学科卒。主な翻訳に、ヴィム·ヴェンダース監督「Perfect Days(原題)」(脚本・字幕)など。英日詩に第一詩集『SAPERE ROMANTIKA』(paper company)、『ユー・メイド・ミー・ア・ポエット、ガール』(海の襟袖)、「FUTURE AGENDA [未来の議題]」他二篇(『ユリイカ 』2023年3月号、青土社)など。連載中エッセイ「記憶の天窓」(SIDE TRACK by TWO VIRGINS)。

素潜り旬(すもぐり・しゅん)
詩人。1992年生まれ。大阪在住。詩を書くこととポエトリー・リーディングをほぼ同時に始め、現在も続けている。「生きる」(@ikiru_band)としてPodcastを中心に活動中。著書に『パスタで巻いた靴』(港の人)、同世代の詩人、澤村貴弘、佐藤瑞穂との私家版『詩集・回転木馬』がある。今年5月、自主レーベル「生きるのハトバbooks」から詩集『エイガシ』カセット『狼に食べられそう、君に夢中』を同時リリース。

森脇透青(もりわき・とうせい)
1995年大阪生まれ、京都大学文学研究科博士課程所属。批評家。専門はジャック・デリダを中心とした哲学および美学(学術振興会特別研究員DC2)。批評のための運動体「近代体操」主宰。著書(共著)に『ジャック・デリダ「差延」を読む』(読書人、2023年)。『週刊読書人』にて月一論壇時評「論潮」を連載中。

【定員】
30名

【参加費】
①1,500円(イベント参加のみ)
②3,300円(イベント参加+【特典(栞つき)】書籍『SAPERE ROMANTIKA』税込1,980円)
(会場でお支払いください。また、イベント後に書籍のサイン会を行います。)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/f4ep2vS9dWsGD8TY9

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.07.12

『国家に抗するマルクス』(堀之内出版)刊行記念トークイベント 「権力をとらずに世界を変える」ことは可能か?

イベント

【イベント名】
『国家に抗するマルクス』(堀之内出版)刊行記念トークイベント
「権力をとらずに世界を変える」ことは可能か?

【日時】
2023 年7 月29日(土)18:00~20:00予定

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】

「権力をとらずに世界を変える」ことは可能か?
これまで左派・リベラルは国家権力や支配階級の打倒を追求してきたが、実際に打倒したあとの世界には、どんな光景が広がっているだろうか?左派勢力は、仮に国家権力を掌握したとしても、権力関係それ自体を消滅させることはできないというジレンマを抱えている。これを乗り越えるには、国家と権力の関係や、国家を不可欠な構成要素にする現在の資本主義社会システムを緻密に分析する必要がある。

そうはいっても、国家を持たない社会を想像するのは難しい。また、権力を独占していない国家を想像することも難しい。しかし、マルクス、フーコーをはじめとする権力論を紐解いていくと、国家はそれ自体が権力の源泉ではないことが見えてくるのだ──。
緻密な分析から別の社会への想像力を拓く刊行記念トークイベント。どうぞお見逃しなく!

【登壇者プロフィール】
隅田聡一郎(すみだ・そういちろう)
1986 年生まれ。大阪経済大学経済学部専任講師。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了後、カール・フォン・オシエツキー大学オルデンブルク哲学研究科客員研究員、ベルリン・ブランデンブルク科学アカデミー客員研究員などを経て現職。専門は、社会思想史、現代資本主義論、批判理論。2023年6月に初の単著『国家に抗するマルクス──「政治の他律性」について』(堀之内出版、2023年6月刊行予定)を刊行したほか、共著に『マルクスとエコロジー──資本主義批判としての物質代謝論』(堀之内出版、2016 年)等。

廣瀬純(ひろせ・じゅん)
1971年東京生まれ。批評家。1999年、パリ第三大学映画視聴覚研究科DEA課程修了。2004年4月、龍谷大学経営学部講師に就任、現在は同大学同学部教授。フランス現代思想、映画のほか、政治学や社会運動についての著書多数。
著書に『シネマの大義 廣瀬潤映画論集』(2017、フィルムアート社)、『三つの革命 ドゥルーズ・ガタリの政治哲学』(佐藤嘉幸との共著/2017、講談社)『資本の専制、奴隷の叛逆 「南欧」先鋭思想家8人に訊く ヨーロッパ情勢徹底分析』(2016、航思社)『暴力階級とは何か 情勢下の政治哲学2011-2015』(2015、航思社)『アントニオ・ネグリ 革命の哲学』(2013、青土社)『絶望論 革命的になることについて』(2013、月曜社)『蜂起とともに愛がはじまる 思想/政治のための32章』(2012、河出書房新社)『シネキャピタル』(2009、洛北出版)『闘争の最小回路 南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』(2006、人文書院)

【定員】
30名

【参加費】
1,500円(会場でお支払いください)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/fQm9iEh3q8yckxst7

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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2023.05.24

『エレメンタル 批評文集』(左右社)刊行記念イベント 世界を構成する地水火風にふれる思考

イベント

【イベント名】
『エレメンタル 批評文集』(左右社)刊行記念イベント 世界を構成する地水火風にふれる思考

【登壇者】
管啓次郎
川瀬慈
阪本佳郎(司会・進行)

【日時】
2023年6月15日(木)19:00~21:00

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
比較文学研究者としての管啓次郎の過去の本で、すでに入手困難な3冊からの選集が1巻本として刊行されます。『トロピカル・ゴシップ』(青土社、1998年)『コヨーテ読書』(青土社、2003年)、『オムニフォン <世界の響き>の詩学』(岩波書店、2005年)より。旅と思考が一致した、誰にも似ていない文体のサンプラーです。

本書の刊行を記念して、管啓次郎さんと巻末解説を寄稿している川瀬慈さん(文化人類学者)のトークイベントを開催いたします。司会進行は阪本佳郎さん(ルーマニア文学者)。

著者がいくつかの作品を翻訳してきたカリブ海フランス語文学やチカーノ文学にとどまらず、ペソア、ベケット、レヴィ=ストロース、アルフォンソ・リンギスらの思考をつうじて、現代の多言語文学・翻訳論・エスノポエティクス・エコポエティクスをめぐる先駆的な省察がくりひろげられる文章の群れ。そこで絡みあう数々の線には、まだまだこれから延長されてゆく可能性があるはずです。その先にひろがる地平は、あるいは詩と人類学が互いに触発しあう地帯ではないか。現代の映像人類学を牽引する川瀬さん、詩と歴史の関係を探る阪本さんとの会話は、はたしてどのような方向にむかうのでしょうか。

みなさまのご参加をお待ちしております。

【登壇者プロフィール】
管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学理工学部教授(批評理論)、同大学院理工学研究科<総合芸術系>教授。批判的旅行記『斜線の旅』(インスクリプト、2009年)にて読売文学賞受賞。『本は読めないものだから心配するな』(ちくま文庫、2021年)、『ストレンジオグラフィ』(左右社、2016年)などの読書論もよく読まれている。グリッサン『<関係>の詩学』『第四世紀』、サン=テグジュペリ『星の王子さま』、パティ・スミス『Mトレイン』など、翻訳多数。『エレメンタル』とおなじ2023年6月16日、最新の書評集『本と貝殻』、詩集『一週間、その他の小さな旅』(いずれもコトニ社)が発売される。

川瀬慈(かわせ・いつし)
1977年生まれ。映像人類学者。国立民族学博物館・総合研究大学院大学准教授。エチオピアの吟遊詩人、楽師の人類学研究を行なう。人類学、シネマ、アート、文学の実践の交点から創造的な語りの地平を探求。主著に『ストリートの精霊たち』(世界思想社、2018年、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞、英訳が近刊)、『エチオピア高原の吟遊詩人  うたに生きる者たち』(音楽之友社、2020年、第43回サントリー学芸賞、第11回梅棹忠夫・山と探検文学賞)、詩集『叡智の鳥』(Tombac/インスクリプト、2021年)。近年は国際ジャーナル TRAJECTORIA の編集、Anthro-film Laboratory の共同運営なども行なっている。

阪本佳郎(さかもと・よしろう)
1984年生まれ。ルーマニア亡命文学者たちの精神史研究。詩人シュテファン・バチウの足跡を追って、ルーマニアからスイス、ハワイへと旅を続ける。詩人の生誕百周年を記念して、海と大陸を越えて詩人や作家・芸術家より作品を募った詩誌 MELE-ARCHIPELAGO を刊行(2019)。論文に「言語が再び芽吹くための種——ラリー・カウアノエ・キムラのハワイ語詩と『MELE 詩の国際便』」(立命館言語文化研究)など。現在、日本学術振興会特別研究員(PD・立命館大学)。

【定員】
30

【参加費】
①1,000円(イベント参加のみ)
②4,000円(イベント参加+書籍『エレメンタル 批評文集』税込3,300円)
(会場でお支払いください)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/Ts5K3iTTmYLYwYGF8

 【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

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CAVA BOOKS

旅立つ本屋

CAVA BOOKS(サヴァ・ブックス)は、2017年冬、京都・出町桝形商店街にオープンの複合施設「出町座」の1階にある本屋です。
海と盆地を結ぶ、若狭街道(鯖街道)の終着点であるこの地から、本や映画や食に触れ、京の入口へ、明日の入口へと歩みゆく「旅立つ本屋」を目指しています。

  • 出町座
  • 出町座のソコ

CAVA BOOKSメンバー

Writer うめのたかし Takashi Umeno
Director 小野友資 Yusuke Ono
Designer 尾花大輔 Daisuke Obana
Producer 宮迫憲彦 Norihiko Miyasako

ブックカバー tupera tupera

京都府京都市上京区三芳町133 出町座1F
Kyoto Prefecture Kyoto City Miyoshi cho, Kamigyo-ku 133 Izumoza 1F