CAVA BOOKS

インザ出町座 旅立つ本屋

京都市上京区三芳町133 出町座1F
Demachiza 1F,133,Miyoshicho,Kamigyo-ku,
Kyoto City

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2023.01.20

自分の場所をつくる〜2つの翻訳同人誌の試みと『チェヴェングール』〜

イベント

【イベント名】
自分の場所をつくる 2つの翻訳同人誌の試みと『チェヴェングール』

【登壇者】
ことたび(同人誌「翻訳文学紀行」主宰)
石井優貴(『チェヴェングール』翻訳)
工藤順(『チェヴェングール』翻訳、zine「ゆめみるけんり」主宰)

【日時】
2023年2月25日(土)14:00~

【会場】
出町座3Fイベントスペース

【イベント内容】
同人誌「翻訳文学紀行」を主宰することたびと、翻訳詩と生活のzine「ゆめみるけんり」を主宰する工藤順は、さまざまな言語・地域の文学作品を翻訳して紹介する同人誌を刊行してきました。また、「ゆめみるけんり」プロジェクトがきっかけとなって、2022年にはロシア文学『チェヴェングール』(工藤順・石井優貴の共訳、作品社)が刊行されました。

ところで、私たちはなぜ翻訳と文学にこだわるのでしょうか?

翻訳や文学は、「今・ここ」だけでない世界のゆたかさに捧げられた営みといえます。想像を超えた世界の広がりや、人間の作るものの大したことのなさとかけがえのなさをそれは教えてくれ、またひるがって「今・ここ」の現実を見るための別の新鮮な目を与えてくれます。私たちは、大学の外にいながらも、そんな驚きや嬉しさ……あるいは苦しみ(!)を味わわせてくれる翻訳や文学を草の根で続けるための場所をつくるための試みを続けてきました。

イベントの前半では、外国文学を紹介することの意味や、翻訳のための場所をつくり・守るための試みについて、それぞれの活動を振り返りながら、主にことたびと工藤順でおしゃべりしたいと思います。後半では、もう一人の『チェヴェングール』訳者、石井優貴も交えて、困難を極めたこの問題作の翻訳について、3人でお話しします。

【登壇者プロフィール】
ことたび
文学活動家。翻訳文学同人雑誌「翻訳文学紀行」編集担当。語学講師・翻訳者(チェコ語・ドイツ語)。大阪在住。
@kotoba_no_tabi

石井優貴(いしい・ゆうき)
1991年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。スターリン期ソヴィエト連邦のクラシック音楽受容について研究している。

工藤順(くどう・なお)
1992年新潟生まれ、京都市在住。ロシア語翻訳労働者。『チェヴェングール』訳者の一人。詩と生活のzine「ゆめみるけんり」主宰。

【参加方法】
定員20名(現地のみ)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください
https://forms.gle/XS5KWXnYXL2xboRB6

【参加費】
2,000円(会場でお支払いいただきます)

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS:info@cvbks.jp
※お手数ですが、お問い合わせは上記メールアドレスまでお願い致します。
主催はCAVA BOOKSとなります。出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますので、どうかご容赦くださいませ。

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2023.01.07

『近代体操』創刊号「いま、なぜ空間は退屈か」刊行記念トークイベント

イベント

【イベント名】
近代体操』創刊号「いま、なぜ空間は退屈か」刊行記念トークイベント
批評/空間のほぐしかた(黒嵜想×福尾匠×左藤青×松田樹)

【登壇者】
黒嵜想
福尾匠
左藤青
松田樹

【日時】
日時:1月17日(火)19:00〜21:00(開場18:45)

【イベント内容】
いま、「空間」は変動しつつある。それに応じて、「批評」も対応を迫られている。東京オリンピックの開催に伴う都市の再整備、コロナ禍、デリバリーサービス/リモートワークの恒常化、メタバースの流行、戦争の勃発……この変動をわれわれはどう考え、どう生きるべきだろうか。もし、この均質で退屈な「空間」が凝り固まりつつあるとすれば、「批評」はそれをどう「ほぐす」ことができるだろうか。

90年代生まれの研究者/批評家が集まり、2022年11月に刊行された批評誌『近代体操』「特集=いま、なぜ空間は退屈か」。この創刊号では、「空間/場所」をめぐってバラエティに富んだ議論が展開されている。ただし、いずれの論考にも共通しているのは、仕事、旅行、食事、買い物といったわれわれの日常生活のなかで不可視化されているインフラ(バックヤード)へのまなざしとそれに対する批判的態度である。

今回の創刊記念イベントでは、ふたりのゲストと『近代体操』同人とが対話する。ゲストの一人目は、「声」をテーマとしながら数々の論考を発表してきた批評家の黒嵜想。二人目は、ドゥルーズ研究者で美術批評家の福尾匠。このふたりの若手批評家を招き、『近代体操』創刊号へのコメントを入り口として、現代の「批評」と「空間」のありかたを考える。

なお、黒嵜は批評誌『アーギュメンツ』の企画編集に携わっていた批評家でもある(福尾は『アーギュメンツ#2』に批評文を寄稿)。イベントの後半では、批評のつくりかたや、現代の批評シーンとその未来についても触れられることになるだろう。

【登壇者プロフィール】
黒嵜想
1988年生まれ。批評家。批評誌『アーギュメンツ』(2015~2018)での連載・編集をきっかけとして活動開始。現在、音声論を主題とした書籍『ボイス・ロンダリング(仮題)』と、南極大陸を主題とした雑誌『IAY(国際人類観測年)』ならびに論考「極論」を準備中。また、各ポッドキャストにて「ボイスメモ(3600±600)」を配信している。

福尾匠
1992年生まれ。現代フランス哲学、批評。日本学術振興会特別研究員PD、立命館大学非常勤講師。著書に『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』(フィルムアート社)、論文に「ポシブル、パサブル:ある空間とその言葉」(『群像』2020年7月号、講談社)、「ベルクソン『物質と記憶』の哲学的自我:イマージュと〈私〉」(『表象』第14号、表象文化論学会)等がある。

左藤青
1995年大阪生。批評家/哲学研究者(京都大学・学振DC2) 。京都芸術大学非常勤講師。専門はジャック・デリダを中心とした哲学と美学。主な関心は表現論と六八年以後の思想・運動。週間『読書人』に月一で論壇時評を連載中。デリダに関する入門書を近刊予定。  

松田樹
1993年大阪生。神戸市外大ほか非常勤講師。神戸大学で中上健次を中心に、戦後日本の批評と文学の研究を行う。土地に根差した差別や政治の問題に関心を持ち、その観点から『近代体操』創刊号のディレクターをつとめた。現在、中上健次に関する博論をもとにした書籍を刊行準備中。  

【参加方法】
定員30名

【お申込み方法】
①下記フォームよりお申込みください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScR8Uyl2QvCFcrL3–aQe-QwQFK4NP0dZeGVwDglfwif6vHqg/viewform

②文学フリマ京都(2023/1/15)会場でチケットを販売します。

③上記お申込みで残席がある場合は当日会場で受付いたします。

【参加費】
1,000円
※①③の場合は会場でお支払いいただきます

【問い合わせ先】
kindaitaiso2021@gmail.com

主催:『近代体操』× CAVA BOOKS

 

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2022.11.25

高島鈴『布団の中から蜂起せよ――アナーカ・フェミニストのための断章』(人文書院) 刊行記念トークイベント 「言葉・革命・創作」高島鈴×榊原紘

イベント

【イベント名】
高島鈴『布団の中から蜂起せよ――アナーカ・フェミニストのための断章』(人文書院)刊行記念トークイベント
「言葉・革命・創作」高島鈴×榊原紘

 

【登壇者】
高島鈴(ライター、アナーカ・フェミニスト)
榊原紘(歌人)

【日時】
2022年12月14日(水)開場18:45、開演19:00(約1時間半)

【イベント内容】
高島鈴著『布団の中から蜂起せよ』の刊行を記念して、対談イベントを開催します。登壇者は著者でありアナーカ・フェミニストの高島さんと、2020年に歌集『悪友』を上梓された榊原紘さん。エッセイと短歌という違いはあれど、感じたことや考えたことを言葉に残すということを続けているおふたり。作品にすることについて、またほかの作品から得た滋養について、たっぷりとお話をお聞きする予定です。

【参加方法】
リアル会場(出町座3Fイベントスペース)
定員20名(先着)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください(締切:12月13日23:59

締切ました

【参加費】
1,000円(会場でお支払いいただきます)

【登壇者プロフィール】
高島鈴(たかしま・りん)
1995年、東京都生まれ。ライター、アナーカ・フェミニスト。「かしわもち」(柏書房)にて「巨大都市(メガロポリス殺し)」、『シモーヌ』(現代書館)にてエッセイ「シスター、狂っているのか?」を連載中。ほか、『文藝』(河出書房新社)、『ユリイカ』(青土社)、『週刊文春』(文藝春秋)、山下壮起・二木信編著『ヒップホップ・アナムネーシス――ラップ・ミュージックの救済』(新教出版社、2021年)に寄稿。中世社会史研究者としては、本名である杉浦鈴名義で方法論懇話会編『療法としての歴史〈知〉――いまを診る』(森話社、2020年)に寄稿している。
Twitter: mjqag

榊原紘(さかきばら・ひろ)
1992年、愛知県生まれ。歌人。学生時代に京大短歌に参加。2019年、第2回笹井宏之賞大賞受賞。第31回歌壇賞次席。2020年に第一歌集『悪友』(書肆侃侃房)を、2021年に第二歌集『セーブデータ』(私家版)を刊行。株式会社Unicocoでオンラインカルチャースクール「推しと短歌」の講師を務める。
Twitter:@hiro_geist

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS:info@cvbks.jp

主催:人文書院

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2022.09.28

第1回京都文学レジデンシー関連イベント
翻訳者と語る 森見登美彦作品の魅力 ~京都から世界へ~

イベント

【イベント名】
第1回京都文学レジデンシー関連イベント
翻訳者と語る 森見登美彦作品の魅力
~京都から世界へ~

【登壇者】
エミリ・バリストレーリ(日英文芸翻訳者)
渡辺祐真 / スケザネ(シナリオライター・書評家)

【日時】
2022年10月10日(月・祝)17:00~

【イベント内容】
10月1日(土)から21日(金)まで「第1回京都文学レジデンシー」が開催されます。

※京都文学レジデンシーに関する詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000048411.html

「京都文学レジデンシー」は日本と海外の作家と翻訳家が京都に滞在し、自由に執筆する、日本初の文学レジデンシーの試みとなります。
国内外から招聘した6名の詩人・小説家・翻訳者が京都に滞在し、創作活動を行うほか、オープニング・フォーラムをはじめとしたイベントを実施します。

今回、レジデンシーで京都に滞在してただく6名のうちのひとり、エミリ・バリストレーリ(Emily Balistrieri)さんは森見登美彦作品の『四畳半神話大系』や『夜は短し歩けよ乙女』の英訳を担当した日英文芸翻訳者です。
エミリさんが京都に滞在するこの絶好の機会に、森見作品と縁の深いこの出町の地で、森見作品を語り尽くすトークイベントを開催します。

トークのお相手は、書評系Youtuberとして絶大な人気と信頼のある渡辺祐真(スケザネ)さん。
自他ともに認める森見ファンとして知られ、エミリさんのアシスタントとして森見作品の英訳を手がけられました。

本イベントでは、森見登美彦作品の魅力についてお互いに語っていただくほか、独特な森見さんの文体をどのように英訳したのか、
また京都人にはお馴染みの(でももしかすると他の土地に住んでいる人にはやや伝わりづらいかも?の)固有名詞などを英語でどのように表現したのか、などの翻訳に関するさまざまなエピソードも語っていただく予定です。

また出町座でも10月以降、森見登美彦原作の

『ペンギン・ハイウェイ』2022/10/7(金)〜10/13(木)
https://demachiza.com/movies/12232

『夜は短し歩けよ乙女』2022/10/14(金)〜10/27(木)
https://demachiza.com/movies/12280

の上映が予定されています。

ぜひ、本イベントにご参加いただいたうえで、出町座で森見作品をご覧ください。

【参加方法】
・リアル会場(出町座3Fイベントスペース)
定員20名(先着)
・オンライン視聴

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください(締切:10月9日23;59)
締切ました

※下記URLよりYouTubeで無料視聴ができます
https://youtu.be/4Mnt7e63O38

【参加費】
無料

【登壇者プロフィール】
エミリ・バリストレーリ(Emily Balistrieri)
日英文芸翻訳者。米国ウィスコンシン州出身。東京生活10年間を経て、現在は大阪に拠点を置く。英訳に森見登美彦『四畳半神話大系』や『夜は短し歩けよ乙女』、角野栄子『魔女の宅急便』、大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』朽木祥『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』など。
twitter:@tora

渡辺祐真/スケザネ
1992年生まれ。東京都出身。東京のゲーム会社でシナリオライターとして勤務する傍ら、2021年から文筆家、書評家、書評系YouTuberとして活動。文庫の解説、書評多数。ラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェアなども手掛ける。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月~)。著書に『物語のカギ』(笠間書院)。編著に『季刊アンソロジスト』(田畑書店)。YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」では、書評や書店の探訪、ゲストとの対談など、多数の動画を展開している。翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(”The Night Is Short, Walk on Girl”)などの翻訳を手掛けた。
twitter:@yumawata33

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS:info@cvbks.jp

主催:京都文学レジデンシー実行委員会
共催:立命館大学国際言語文化研究所/龍谷大学国際社会文化研究所八幡プロジェクト/京都芸術大学
協賛:香老舗 松栄堂/DMG森精機株式会社/ワコールスタディホール京都
助成:ベルギー王国フランス語共同政府国際交流振興庁 後援:京都市/文化庁 共同プロデュース:MUZ ART PRODUCE/CAVA BOOKS
後援:一般社団法人 京都経済同友会

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2022.07.01

CAVA BOOKSのオンラインショップ

お知らせ

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2022.06.25

京都文学レジデンシー実行委員会編集の文芸誌『TRIVIUM』(トリヴィウム)』刊行のお知らせ

お知らせ

【内容紹介】
京都文学レジデンシー実行委員会は、海外を拠点とする小説家や詩人や翻訳家が数か月滞在しながら、執筆やリサーチに専念することができる環境を提供する「京都文学レジデンシー」の継続的な実施を目的に、2021年5月に正式に発足しました。

国内外から招聘に応じてくれる作家たちが、執筆やリサーチと同時に、作家同士や日本の文学コミュニティとも積極的に対話・交流をすることで、国を超えたコラボレーションや新しい価値の創出が起きるような環境づくりを目指しています。おそらく、デビュー間もない詩人や作家たちには、それがクリエイティヴィティの飛躍の契機ともなるはずです。京都が、世界の文芸の担い手たちの交流拠点となるように─。それが私たち、京都文学レジデンシー実行委員会の願いです。

21年度からの実施を目指していた京都文学レジデンシーですが、世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、初年度の招聘を断念せざるを得ませんでした。その代替案として模索されたのが、紙の上での文学交流、つまり紙上版「文学レジデンシー」としての冊子の刊行プロジェクトです。

「TRIVIUM」という誌名には、三叉路のような場所に文化が出会うこと、そしてリベラルアーツの基礎となる文法学・修辞学・論理学の三学の意味もこめられています。また京都の鴨川のY字のイメージ、そして四季折々の水辺の風景を求めて人々が集うシンボルとしての鴨川デルタも重ねています。

私たちの呼びかけに対し、世界中の書き手たちが、さまざまな形式で応答してくれました。三叉路のような場所で、文化が出会う、言葉がかわされる、人と人が相対する。「京都文学レジデンシー」の蠕動というべき作品の数々を、みなさんにお届けします。

【目次】
08 テジュ・コール「アルボース」
14 小磯洋光「「アルボース」を訳す」
16 投稿の呼び声
18 リー・コネル「有機物」
22 エマニュエル・ブエヤ「愛のある感染」
31 ローラン・ロベール「生存の概要」
34 ダグラス・スコット・バーマン「古物蒐集家の父、あるいはネズミの話」
45 タウトヴィーダ・マルツィンケヴィチューテ「伝染病」
52 イングヴィル・シャースタイン「とある生きもの(小説からの抜粋)」
55 マイケル・ワッソン「あなたを光が通過しなければ あなたの影が必ずあなたを生み出すのだから」
58 マーラ・ゲンシェル「デッサウにいるふり」
64 シルパ・ディークシット・タプリャル「私の日々 病院で」
67 越境する声たち
68 グレゴリー・ケズナジャット「京都案内」
72 フロルベーラ・エスパンカ「幽霊船」
74 ジュリオ・デ・ソウザ「郷愁よ、どうかいなくなって」
76 福嶋伸洋「ポルトガル、海と郷愁の詩学」
78 「鴨川を読む×書く」澤西祐典×円城塔×福永信
円城塔「蜻蛉日誌」
福永信「鴨川」
澤西祐典「鴨川アンダーグラウンド」
90 ことばのコラボ イギリス─日本
92 Collaboration 1
デイジー・ラファージ「相対する哺乳類」
マーサ・ナカムラ「渾天回る」
デイジー・ラファージ「小鮒」
98 Collaboration 2
メアリー・ジーン・チャン「Five Poems」
谷崎由依「英語を話せよ」
メアリー・ジーン・チャン「Sestina」
116 観光では見えない京都へ
117 大坪晶「「接収住宅」からみる他者の記憶」
127 京都文学レジデンシー 常任委員

【価格】
1,500+税

【発行元】
京都文学レジデンシー実行委員会
https://kyotowriters.org
kyotowritersresidency@gmail.com

【京都文学レジデンシー常任委員】
代表
吉田恭子(作家・翻訳家・立命館大学教授)

会計・コーディネーター
澤西祐典(作家・龍谷大学講師)

コーディネーター
藤井光(翻訳家・東京大学准教授)
河田学(文学理論・京都芸術大学教授)
江南亜美子(書評家・京都芸術大学専任講師)

監査役
宮迫憲彦(CAVA BOOKS)
森慎一郎(アメリカ文学・京都大学准教授)
カルドネル佐枝(MUZ ART PRODUCE)
勝冶真美(京都芸術センタープログラムディレクター)
四元秀和(京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課計画推進担当課長)

アドバイザリーボード(順不同)
藤野可織(作家)
谷崎由依(作家・近畿大学准教授)
柴崎友香(作家)
辛島デイヴィッド(作家・早稲田大学准教授)
ヒュー・ファーラー(作家・アイオワ大学国際創作プログラム副代表)
ジョシュア・イップ(詩人・シングリットステーション代表[シンガポール])
ケイト・グリフィン(英国作家センターアソシエイトプログラムディレクター)
マーティン・コルソープ(Modern Culture代表[英国])
入澤崇(龍谷大学学長)

【仕様】
判型:A5(148mmx210mmx9.6mm)ムセン綴じ
頁数:128ページ(内、カラー8ページ)

表紙:箔押し+特色+ニス
用紙:スノーブルFS
本文:4C
b7トラネクスト + b7バルキー

【デザイン】
外山央

【編集】
江南亜美子/京都文学レジデンシー実行委員会

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2021.09.28

【オンラインイベント】鴨川を読む・書く 京都文学レジデンシーことはじめ

イベント

【イベント名】
鴨川を読む・書く 京都文学レジデンシーことはじめ

【登壇者】
円城塔さん、福永信さん、澤西祐典さん

【日時】
2021年10月30日(土)14:00~

【イベント内容】
近代文学で描かれた「鴨川」を読み、新たに「鴨川」を舞台にした小説断片を小説家三氏が書き下ろす。

第1部 鴨川を読む 14:00~15:00
青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/)に収録された作品から「鴨川」を舞台にした作品を集め、これまでどのように文学作品で「鴨川」が描かれてきたのかを知る。
円城塔×福永信×澤西祐典

第2部 鴨川を書く 15:15~16:15
「鴨川」を舞台に新たな小説の断片を前日に書き始め、当日の朝までに書き下ろす。

円城塔×福永信×澤西祐典

【視聴方法】
締切ました。本日(10月30日)の12時8分頃に視聴用URLと資料をメールにてお送りしています。
もし、まだ届いていないという方は、下記メールアドレスにてご連絡ください。

info@cvbks.jp

また、下記URLからも視聴できますので(資料もダウンロードできます)、こちらから直接ご視聴いただいても結構です。
(メールでも同じURLをお送りしています)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

https://youtu.be/WTaBryOHNxA

【参加費】
無料

【登壇者プロフィール】


Ⓒ新潮社

円城塔
1972年生まれ。「道化師の蝶」で第146回芥川賞受賞、「文字渦」で第43回川端康成文学賞・第39回日本SF大賞を受賞するなど、純文学からSFまで幅広く評価される前衛作家。近年では『ゴジラS.P』(Netflix等で配信)のシリーズ構成と脚本を手掛ける。


撮影:白石卓也

福永信
1972年生まれ。一行が延々と横に最終ページまで続くアクロバティックな『アクロバット前夜』(菊地信義装幀)で単行本デビュー。現代美術にも造詣が深く、幅広い活躍が評価され、第5回早稲田大学坪内逍遥賞奨励賞受賞。


撮影:中野義樹

澤西祐典
1986年生まれ。第35回すばる文学賞を受賞してデビュー(「フラミンゴの村」)。作家であり、芥川龍之介の研究者でもある(柴田元幸との共編訳「芥川龍之介選英米・怪異幻想譚」など)。龍谷大学講師。京都文学レジデンシー実行委員。

主催:龍谷大学 国際社会文化研究所 共同研究プロジェクト「ポスト・コロナ時代における芸術・メディア」
共催:CAVA BOOKS、京都文学レジデンシー実行委員会
協賛:香老舗 松栄堂
協力:MUZ ART PRODUCE

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS:info@cvbks.jp

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2020.10.13

【リアル&オンラインイベント】『マーティン・エデン』(ピエトロ・マルチェッロ監督)出町座上映記念 柴田元幸さんトーク&朗読ショー

イベント

【イベント名】
『マーティン・エデン』(ピエトロ・マルチェッロ監督)出町座上映記念
柴田元幸さんトーク&朗読ショー

【内容紹介】
代表作『野性の呼び声』がハリソン・フォード主演で映画化されるなど、今再び注目を集めるアメリカの作家ジャック・ロンドン(1876-1916)。波乱万丈の人生を送ったジャック・ロンドンの自伝的小説『マーティン・イーデン』が、舞台をイタリアに移し、『マーティン・エデン』として映画化されました。

今回、アメリカ文学研究者・翻訳者であり、日本におけるジャック・ロンドンの紹介者(「柴田元幸翻訳叢書」として『火を熾す』『犬物語』という2編の短編集を刊行)でもある柴田元幸さんをゲストにお迎えし、ジャック・ロンドンという作家について、また作品について語っていただきます。また後半は柴田さんによるジャック・ロンドン作品の朗読を予定しております。

この機会にぜひジャック・ロンドンの世界をご堪能ください。

【映画紹介】
映画『マーティン・エデン』出町座にて11/6(金)〜11/19(木)上映。
https://demachiza.com/movies/7899

ジャック・ロンドンの小説『マーティン・イーデン』を、イタリアを舞台に映画化。イタリア・ナポリの労働者地区に生まれた貧しい船乗りの青年マーティンが文学で名を成す道程を全編フィルムで撮影、イタリアの陽光が画面を豊かに彩る秀作。2019年ベネチア映画祭コンペ部門に出品され、主演のルカ・マリネッリが男優賞を受賞。アラン・ドロンを彷彿とさせる容姿と仕草が、多くの観客を魅了している。

【書籍&関連書紹介】
『マーティン・イーデン』ジャック・ロンドン (著), 辻井 栄滋 (翻訳)(白水社)
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b373640.html

【日程】
2020年11月7日(土曜日)17:00〜
★15分前開場、イベントは60分予定。

【参加方法】
イベントに参加する方法は2種類あります。

その①:イベント会場(出町座3F)での視聴
※柴田元幸さんは、オンラインでのご出演となり、参加者の方は会場に設置されたモニターを視聴する形になります。
→その①で参加希望の方は、下記お申込みフォームよりお申込みください(参加費は当日イベント会場でいただきます)。
https://forms.gle/hp8XtG9FVAWcC5V67

その②:オンラインでの視聴
※ZoomのオンラインミーティングをYoutubeでライブ配信いたします。
配信URLとご案内は、イベント開催の前日にメールでお送りいたします(6日の21時頃メールを送信する予定です)。
→その②で参加希望の方は、下記よりオンラインチケットをご購入下さい(チケットをご購入いただいた時点で受付完了とさせていただきます)。
お申し込みは11月7日の12時で締め切りとさせていだきます。
https://cavabooks.thebase.in/items/34751971

【参加費】
1,000円
*出町座で映画『マーティン・エデン』をご鑑賞半券ご提示の方は500円に割引。半券割引は会場にご参加の方に限ります。

【定員】
リアル会場30名(オンラインは上限なし)

【キャンセルについて】
お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【プロフィール】
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年生まれ。米文学者・東京大学名誉教授・翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文学賞、坪内逍遥大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集

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2020.10.10

【オンライン読書会】『現想と幻実: ル=グウィン短篇選集』(青土社)ゲスト:大久保ゆうさん

イベント

【イベント名】
『現想と幻実: ル=グウィン短篇選集』(青土社)オンライン読書会 ゲスト:大久保ゆうさん

【内容紹介】
翻訳ミステリー大賞シンジゲート後援の読書会が全国各地で開催されていますが、京都にもミステリー読書会とノンジャンル読書会の2つの読書会が存在します。新型コロナウイルスの影響もあり、ここしばらく開催できておりませんでしたが、このたび、オンラインという形で読書会を実施することにいたしました。

課題書はアーシュラ・K・ル=グウィンの短編集『現想と幻実: ル=グウィン短篇選集』(青土社)です。

代表作『ゲド戦記』や『闇の左手』のイメージから、ファンタジーやSFのジャンルで語られることの多いル=グウィンですが、実はいろんな作風の作品を書いています。
この短編集に収録されている作品を読めば、意外なル=グウィンの一面を知ることができるでしょう。

特別ゲストとして本書の監訳者である、大久保ゆうさんをお招きいたします。
大久保さんは『ユリイカ』の「特集:アーシュラ・K・ル=グウィンの世界」にも寄稿されており、ル=グウィンの紹介者としてうってつけです。

今回は、一応「読書会」ではありますが、この会の前半部は大久保さんによる「ル=グウィン入門講座」を企画しております。
ル=グウィンという作家や作品について、あまり知識がないという方でも楽しんでいただけるような構成にしております。

前半は「ル=グウィン」講座/後半は読書会(みなさんに読後のご意見をうかがう)という構成を予定しております。

読書会はハードルが高そうだなという方や、時間がなくて当日までに読了できそうにないという方でも(未読の方でも)、
楽しんでいただける内容となっておりますので、ぜひふるってご参加ください。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

【書籍紹介】
『現想と幻実: ル=グウィン短篇選集』(青土社)
アーシュラ・K・ル=グウィン (著)
大久保ゆう (翻訳), 小磯洋光 (翻訳), 中村仁美 (翻訳)

著者自らが深く愛した、珠玉の未邦訳短篇集とある海辺の町を舞台に、複数の語りを通して一人の女性の姿を描きだす「夢に遊ぶ者たち」、架空の未来史〈ハイニッシュ・サイクル〉の1ピースをなす「背き続けて」、勤勉な使用人に主人が与えた意外な試練の顛末を描く、生前最後に発表された短篇「水甕」――。SF・ファンタジーの枠組みを軽やかに超える、ル=グウィンの知られざる魅力に満ちた11篇。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3464

【日程】
開催日:2020年11月8日(日)
時間:16:30~18:00

【特別ゲスト】
大久保ゆうさん(本書翻訳者)
http://www.alz.jp/221b/index.html

【参加方法】
実施形式:Zoomによるオンラインミーティング(ミーティングのURLは読書会当日1時間前にメールにてお知らせいたします)
下記URLよりオンラインチケットをご購入下さい。購入いただいた時点でお申し込み完了とさせていただきます。
https://cavabooks.thebase.in/items/34759244

※ウェビナーではなく、オンラインミーティング機能を使用します。
カメラ・マイクがオンになっていると参加者の方の顔が全員に共有されます。もしご自身の顔や声を共有したくない場合は、カメラ・マイクをそれぞれミュートにしてください。
当日あらためてそのあたりはこちらから指示させていただきます。

【参加費】
700円

【定員】
30名

【キャンセルについて】
オンラインチケットという特性上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【主催】
京都ミステリー読書会&京都ノンジャンル読書会

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2020.09.23

【オンラインイベント】『内なる町から来た話』(ショーン・タン=著 岸本佐知子=訳 河出書房新社)刊行記念 岸本佐知子さんトークショー

イベント

【イベント名】
『内なる町から来た話』(ショーン・タン著 岸本佐知子訳 河出書房新社)刊行記念
岸本佐知子さんトークショー

【内容紹介】
『内なる町から来た話』(河出書房新社)の刊行を記念し、岸本佐知子さんのオンライントークイベントを開催いたします。
※本イベントはZoomウェビナー機能を使用してオンラインでライブ配信します。

今回のトークイベントでは、雑誌『MOE』でのショーン・タン特集で収録できなかった岸本さんのお話や、オーストラリアの著者へ編集者が取材した際のエピソード、また新刊書籍を制作する際の裏話など、「ここだけの耳よりなお話」を中心に、たっぷりとショーン・タンの魅力、また翻訳者・岸本佐知子さんの魅力を引き出していきたいと思います。

【書籍紹介】
『内なる町から来た話』(河出書房新社)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309208039/

【日程】
2020年10月17日(土曜日)20:00〜21:30

【場所】
本イベントはZoomウェビナー機能を使用したオンライン配信イベントとなります。

【参加方法と参加費】
下記よりオンラインチケットをご購入下さい。
※受付は2020年10月17日の14時までとさせていただきます。
チケットをご購入いただいた時点で受付完了とさせていただきます。
配信URLとご案内は、イベント開催の前日にメールでお送りいたします。
※迷惑メールなどの設定により届かないことがないよう、受信設定をお願いいたします。

もし配信URLのご案内メールが届いていないという方は下記メールアドレスまでご連絡ください。
※10月16日までにお申し込みの方にはすでにメールをお送りしています。
info@cvbls.jp

①トークのみ視聴:1,100円
https://cavabooks.thebase.in/items/34107540

②トーク+岸本さんサイン本(『内なる町から来た話』税込:3,190円)+送料390円:4,500円
https://cavabooks.thebase.in/items/34107909
※②の場合は、参加費の支払いを確認できた方から順次発送いたします(イベント後に随時発送予定)。

【定員】
100名

【キャンセルについて】
お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【プロフィール】
岸本 佐知子(きしもと・さちこ)
翻訳家。主な訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、M・ジュライ『最初の悪い男』、L・デイヴィス『話の終わり』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、S・タン『セミ』。編訳書に『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』など。著書に『気になる部分』『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞受賞)『なんらかの事情』『ひみつのしつもん』などがある。

【お知らせ】
ご覧いただくには、インターネット環境が必要です。
※ イベントはPC、スマホ、タブレットからご視聴可能ですが、 事前にZoomのアプリを予めダウンロードしていただく必要がございます。 お手数ですが、下記よりイベント前にダウンロードをお願いいたします。
https://zoom.us/download#client_4meeting よりアプリのダウンロードが可能です。
※ 今回のイベントで利用するウェビナー機能では、ホスト、パネリスト以外に、視聴者の皆様のお顔が配信画面に映ることはありません。
※ 当日ご来店いただいてもイベントをご観覧いただくことはできません。
※ 配信のURLとご案内は、イベント開催の前日にメールでお送りいたします。
※ URLの共有、第三者への譲渡はご遠慮ください。
※ ご視聴の通信環境の悪化などにより、配信が途切れた場合の返金はいたしかねます。

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CAVA BOOKS

旅立つ本屋

CAVA BOOKS(サヴァ・ブックス)は、2017年冬、京都・出町桝形商店街にオープンの複合施設「出町座」の1階にある本屋です。
海と盆地を結ぶ、若狭街道(鯖街道)の終着点であるこの地から、本や映画や食に触れ、京の入口へ、明日の入口へと歩みゆく「旅立つ本屋」を目指しています。

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Designer 尾花大輔 Daisuke Obana
Producer 宮迫憲彦 Norihiko Miyasako

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