2025.09.27
『京都出町のエスノグラフィ ミセノマの商世界』(青土社)&『当事場をつくる ケアと表現が交わるところ』(晶文社)刊行記念トークイベント&ミニライブ ~生活と表現のあいだを考える対話の会 ミセノマと当事場をめぐって~
【登壇者】
アサダワタル、有馬恵子
【日時】
2025年10月31日(金)18:30~
【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)
【イベント内容】
アート、音楽、地域、関係性、対話――。 ときに「モノ」として形をもち、ときに「コト」としてその場を動かす表現が、人々の生活のただなかに息づいています。ありふれた営みに宿る妙な感動や、当たり前すぎるからこそ胸に響く瞬間を、私たちはどのように言葉にし、共有できるのでしょうか。 『京都出町のエスノグラフィ ミセノマの商世界』(有馬恵子)と『当事場をつくる ケアと表現が交わるところ』(アサダワタル)――。それぞれ異なるフィールドから「場の生成」と「生活世界」に迫った二人が出版を機に出会い、表現や対話の可能性をめぐる往復を、アサダワタルによるミニライブも交えてお届けします。
【登壇者プロフィール】
アサダワタル
文化活動家、近畿大学文芸学部准教授。1979年大阪生まれ。滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程満期退学、博士(学術)。これまでにない不思議なやり方で他者と関わることを「アート」と捉え、全国の福祉施設や復興団地でプロジェクトやワークショップを実施。その経験を著作や音楽作品として発表している。著作に『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(筑摩書房)、『想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ』(水曜社)、『アール・ブリュット アート 日本』(平凡社, 編著)など多数。CD作品『福島ソングスケイプ』(アサダワタルと下神白団地のみなさん)でグッドデザイン賞2022受賞。ホームヘルパー2級取得者。
有馬恵子(ありま・けいこ)
日本学術振興会特別研究員(PD)。1976年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科修了、博士(学術)。エスノグラフィク・リサーチの方法を用いて、建築、音楽、アートの実践者としての経験を踏まえた分析・記述をおこなっている。キュレーターとしての仕事に、アーツ前橋10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」(2023 – 2024年)、《建築的思考のパラダイム――アーキテクチャーの現在形》(TRANS ARTS TOKYO、2012年)など。音楽のプログラム・ディレクターとしての仕事に、《さっぽろコレクティブ・オーケストラ》(札幌国際芸術祭2017)など。
【定員】
30名
【参加費】
1,500円
※会場にてお支払いください
【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/dLrgsErMafMRHseQ6
【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
(出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください)
【登壇者より:情報保障及び会場仕様について】
当日のイベントでは、手話通訳やプロンプトといった情報保障の準備を行うことが難しい状況です。必要とされる方には十分な環境を整えられないことを心苦しく思っております。ご希望の方には、後日、登壇者より動画をお届けするなどのかたちで対応させていただきます。
また、会場は3階にあり階段のみのアクセスとなります。移動に不安を感じられる方には、1階入口から会場までご案内いたしますので、どうぞお気軽に上記メールアドレスまでご連絡ください。