CAVA BOOKS

インザ出町座 旅立つ本屋

京都市上京区三芳町133 出町座1F
Demachiza 1F,133,Miyoshicho,Kamigyo-ku,
Kyoto City

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2018.10.24

翻訳者、海外文学を語る

イベント

【イベント内容】
近年「日本翻訳大賞」の設立や「はじめての海外文学」フェアのスタートなど一般読者の目に見える形で「翻訳」あるいは「翻訳者」に注目が集まるようになりました。またその流れと並走するように翻訳者による著書・エッセイの刊行が相次いでいます。

わたしたちが海外の文学作品を日本語で読むことができるのは、翻訳者の存在があるからです。作品と読者をつなぐ翻訳者は、翻訳という行為をどのようにとらえ、作品とどのように向き合っているのでしょうか。

今回のイベントでは、普段なかなか京都ではお目にかかれない多数の翻訳者の方にご登壇いただき、自身の訳書、あるいはオススメの海外文学作品について語っていただきます。
ぜひご来場くださいませ。

【登壇者】
越前敏弥さん、芹澤恵さん、田中亜希子さん、古市真由美さん、吉澤康子さん、和爾桃子さん、夏目大さん
※現時点での予定

【日時】
2019年1月27日(日)11:00~13:00(開場10:45)

【場所】
出町座3F 〒602-0823 京都市上京区三芳町133
◆ 出町柳駅(京阪、叡山電鉄始発駅)徒歩5分
◆ 今出川駅(京都市営地下鉄)徒歩10分
https://demachiza.com/access

【参加費】
・1,000円(定員40名、要予約)

【申込方法】
下記申込フォームにてお申込みください。
※定員に達しました。多数のお申込みありがとうございました。

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【ゲストプロフィール】
越前 敏弥(えちぜん・としや)
文芸翻訳者。1961年生まれ。
訳書に『オリジン』『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』(以上、KADOKAWA)、『解錠師』(早川書房)、『夜の真義を』(文藝春秋)、『世界文学大図鑑』(三省堂)、『おやすみ、リリー』(ハーパー・コリンズ・ジャパン)など。著書に『翻訳百景』(KADOKAWA)、『文芸翻訳教室』(研究社)、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー)など。

芹澤 恵(せりざわ・めぐみ)
文芸翻訳者。
訳書にフロスト警部シリーズ、『地球の中心までトンネルを掘る』(以上、東京創元社)、『ハオスフラウ』『密林の夢』(以上、早川書房)、『一ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』『はた迷惑な人々 サーバー短編集』(以上、光文社古典新訳文庫)、『フランケンシュタイン』(新潮社)、『世界を変えた100人の女の子の物語』(河出書房新社)など。

田中 亜希子(たなか・あきこ)
文芸翻訳者。
訳書に絵本『コッケモーモー!』(徳間書店)、『ぼくはアイスクリーム博士』(西村書店)、児童読み物「ひみつの妖精ハウス」シリーズ(ポプラ社)、『ペンギンは、ぼくのネコ』(徳間書店)、YA『僕らの事情。』(求龍堂)、「魔使い」シリーズ(東京創元社)、『迷子のアリたち』『炎に恋した少女』(以上、小学館)など。

古市 真由美(ふるいち・まゆみ)
フィンランド語翻訳者。
訳書に『四人の交差点』(新潮クレスト・ブックス)、『処刑の丘』(東京創元社)、『殺人者の顔をした男』(集英社文庫)、『暗やみの中のきらめき 点字をつくったルイ・ブライユ』(汐文社)、『ふしぎの花園 シスターランド』(西村書店)など。共著に『多文化に出会うブックガイド』(読書工房)など。

吉澤康子(よしざわ・やすこ)
文芸翻訳者。 訳書に、エリザベス・ウェイン『コードネーム・ヴェリティ』『ローズ・アンダーファイア』、アン・ペリー『偽証裁判』(以上、東京創元社)、アナベル・ピッチャー『ケチャップ・シンドローム』(早川書房)、オー・ヘンリー『新訳 賢者の贈物・最後のひと葉』(共訳・角川つばさ文庫)、『カリフォルニア・ブルー』(新潮社)、『トップモデル』(文藝春秋)など。

和爾 桃子(わに・ももこ)
翻訳者。
主な訳書:モリアーティ『ささやかで大きな嘘』『死後開封のこと』、カー『蝋人形館の殺人』『夜歩く』『髑髏城』『絞首台の謎』(東京創元社)、サキ『クローヴィス物語』『けだものと超けだもの』『平和の玩具』『四角い卵』(白水社)、ファン・ヒューリック「ディー判事シリーズ」(早川書房)、共訳:ジョン・コリア『ナツメグの味』(河出書房新社)など。

夏目大(なつめ・だい)
翻訳家。訳書に『6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む』『ゴビ 僕と125キロを走った、奇跡の犬』(いずれもハーパーコリンズ・ジャパン)、『タコの心身問題』(みすず書房)、『あなたの人生の意味』『あなたの人生の意味』『リベラル再生宣言』(いずれも早川書房)、『脳はいいかげんにできている』(河出書房新社)、『タイムトラベル』(柏書房)など。

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2018.10.09

『あのころ、天皇は神だった』(フィルムアート社)刊行記念
小竹由美子×温又柔×藤井光トークイベント

イベント

【イベント内容】
ジュリー・オオツカ著『あのころ、天皇は神だった』(フィルムアート社)の刊行を記念して、本書の翻訳者である小竹由美子さん、本書に推薦コメントを寄せている小説家の温又柔さん、アメリカ文学研究者の藤井光さん3人のトークイベントを開催いたします。

日本では『屋根裏の仏さま』(新潮クレスト・ブックス)の著者として知られる日系アメリカ人作家ジュリー・オオツカの処女作である『あのころ、天皇は神だった』は、第二次世界大戦中のアメリカにおける日系人収容問題を題材にしており、カリフォルニア州バークレーに住んでいたある日系人一家が、ユタ州の砂漠にある収容所に抑留され、帰ってくるまでを描いています。

2002年の原書刊行時にも話題となった本作ですが、世界情勢の変化により「国籍」や「移民」、「ナショナリズム」の問題が前景化してきた2018年の現在、本書を読む意義はさらに大きくなったといえるでしょう。

今回のイベントでは、翻訳者×小説家×アメリカ文学研究者という立場の異なる3名のゲストが『あのころ、天皇は神だった』をどのように読んだのかについてお話しいただきます。

さらに、本書のテーマのひとつとして、言語や国境、人種という問題に対して個人がどう生きていくかということが考えられるかもしれません。

『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社Uブックス)で「台湾語・中国語・日本語、三つの母語の狭間で揺れ、惑いながら、自身のルーツを探った」温又柔さんとこれまで積極的に移民系アメリカ文学作品を紹介してきた藤井光さん、そして翻訳を通じジュリー・オオツカに向き合ってきた小竹由美子さんという、『あのころ、天皇は神だった』を語るうえでこれ以上ない組み合わせが実現しました。

参加者のみなさまと海外文学を読む愉しみを分かち合うことができれば幸いです。
豪華メンバーが京都に集結するまたとない機会ですので、奮ってご参加ください。

【登壇者】
小竹由美子さん、温又柔さん、藤井光さん

【日時】
2018年11月16日(金)19:30~21:30(開場19:15)

【場所】
出町座3F 〒602-0823 京都市上京区三芳町133
◆ 出町柳駅(京阪、叡山電鉄始発駅)徒歩5分
◆ 今出川駅(京都市営地下鉄)徒歩10分

アクセス

【参加費】
・1,500円(定員40名、要予約)

【申込方法】
下記申込フォームにてお申込みください。
https://goo.gl/forms/ByFy8qbtEswfZqnh2
※定員になり次第締めきりますのでご了承ください。

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【ゲストプロフィール】
小竹由美子(こたけ・ゆみこ)
1954年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。訳書にアリス・マンロー『イラクサ』『ディア・ライフ』『ジュリエット』、ジョン・アーヴィング『神秘大通り』『ひとりの体で』、ジュリー・オオツカ『屋根裏の仏さま』(共訳)、ネイサン・イングランダー『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』、ジム・シェパード『わかっていただけますかねえ』など。

温又柔(おん・ゆうじゅう)
1980年、台湾・台北市生まれ。3歳の時に家族と東京に移住し、台湾語混じりの中国語を話す両親のもとで育つ。09年「好去好来歌」ですばる文学賞佳作受賞。著書に『来福の家』『真ん中の子どもたち』『空港時光』など。

藤井光(ふじい・ひかる)
1980年大阪生まれ。同志社大学准教授。訳書にテア・オブレヒト『タイガーズ・ワイフ』、セス・フリード『大いなる不満』、ダニエル・アラルコン『夜、僕らは輪になって歩く』等。著書に『ターミナルから荒れ地へ』等。2017年、アンソニー・ドーア『すべての見えない光』で日本翻訳大賞受賞。

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旅立つ本屋

CAVA BOOKS(サヴァ・ブックス)は、2017年冬、京都・出町桝形商店街にオープンの複合施設「出町座」の1階にある本屋です。
海と盆地を結ぶ、若狭街道(鯖街道)の終着点であるこの地から、本や映画や食に触れ、京の入口へ、明日の入口へと歩みゆく「旅立つ本屋」を目指しています。

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CAVA BOOKSメンバー

Writer うめのたかし Takashi Umeno
Director 小野友資 Yusuke Ono
Designer 尾花大輔 Daisuke Obana
Producer 宮迫憲彦 Norihiko Miyasako

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