CAVA BOOKS

インザ出町座 旅立つ本屋

京都市上京区三芳町133 出町座1F
Demachiza 1F,133,Miyoshicho,Kamigyo-ku,
Kyoto City

Google map

  • Facebookでシェア
  • ツイートする
  • Instagramをフォロー
  • メールする

2023.06.05

『現代ミステリとは何か 二〇一〇年代の探偵作家たち』(南雲堂)刊行記念イベント 法月綸太郎 × 限界研ミステリー塾 京都編 テン年代の向こう側

未分類

【イベント名】
『現代ミステリとは何か 二〇一〇年代の探偵作家たち』(南雲堂)刊行記念イベント
法月綸太郎 × 限界研ミステリー塾 京都編 テン年代の向こう側

【登壇者】
法月綸太郎
孔田多紀
坂嶋竜

蔓葉信博

【日時】
2023 年7 月8 日(土)17:30~20:30予定

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
1987年から始まる新本格ムーヴメントを牽引したひとりである法月綸太郎。その著作では、新本格における叙述トリックの一般化などとは一線を画す探偵小説における古典的意匠の継承と現代化を模索し続けております。
また、創作活動とは別に「初期クイーン論」を始め、多彩なミステリ評論でジャンルの過去と現在との呼応関係を紐解いてきました。
このトークイベントは、氏が選考委員を務めた「メフィスト評論賞」の三名の受賞作家が参加した 『 現代ミステリとは何か 』 を中心に、受賞者である琳、孔田多紀、坂嶋竜と多種多様な展開を続ける現代ミステリの創作と批評の現在と未来について、語り尽くす空前絶後の一夜となります。
ミステリ創作と批評に関心のある方にとって、記念碑的な一日になることは間違いありません。どうぞこの一夜をお見逃しなく。

【登壇者プロフィール】
法月綸太郎(のりづき・りんたろう)
1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。 88 年 『 密閉教室 』 でデビュー。 02 年「都市伝説パズル」で第 55 回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。 05 年 『 生首に聞いてみろ 』 が第 5 回本格ミステリ大賞を受賞し、「このミステリーがすごい ! 2005 年版」で国内編第 1 位に選ばれる。 2013 年 『 ノックス・マシン 』 が「このミステリーがすごい ! 2014 年版」「ミステリが読みたい ! 2014 年版」で国内編第 1 位に選ばれる。

孔田多紀(あなた・たき)
1986年生まれ。同志社大学法学部卒。在学中はミステリ研究会に所属。「蘇部健一は何を隠しているのか?」でメフィスト評論賞円堂賞。

坂嶋竜(さかしま・りゅう)
1983年岩手県生まれ。筑波大学図書館情報専門学群卒業。「誰がめたにルビを振る」でメフィスト評論賞法月賞を受賞し、「メフィスト 2019Vol.3 」に掲載。主な活動には「横丁カフェ」にて Web 書評の連載、「本の雑誌二〇二一年八月号」掲載の法月綸太郎 10 選「スメルズ・ライク・クイーン・スピリット」などがある。また、 Youtube にて「文庫大研究」と題し、杉江松恋と二人で月ごとに文庫オリジナル作品を紹介している。

琳(りん)
日本推理作家協会会員。本格ミステリ作家クラブ会員。「『 都市伝説パズル 』 と後期クイーン的問題」で第一回日本推理作家協会 70 周年書評・評論コンクール受賞。「ガウス平面の殺人 虚構本格ミステリと後期クイーン的問題 」で第一回メフィスト評論賞受賞。

蔓葉信博(つるば・のぶひろ)
東京都生まれ。ミステリ批評家。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、探偵小説研究会、変格探偵小説研究会に所属。ミステリ誌「ジャーロ」、図書新聞などに評論、書評を寄稿するほか、探偵小説研究会編「本格ミステリ・ベスト 10 」では「国内本格」座談会を長く担当する。

【定員】
30名

【参加費】
①2,000円(イベント参加のみ)
②5,000円(イベント参加+書籍『現代ミステリとは何か 二〇一〇年代の探偵作家たち』税込3,300円)
(会場でお支払いください)

【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/s44D31jjUzZSXPrZ6

【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。

SHARE
  • Facebookでシェア
  • ツイートする

2019.05.17

映画『マイ・ブックショップ』上映記念トークイベント
「書店をつくる、ということ」
磯上竜也(toi books)×鳥居貴彦(開風社 待賢ブックセンター)
進行 宮迫憲彦(CAVA BOOKS)

未分類

映画『マイ・ブックショップ』上映記念トークイベント
書店をつくる、ということ
ゲスト:磯上竜也(toi books)×鳥居貴彦(開風社 待賢ブックセンター)
進行:宮迫憲彦(CAVA BOOKS)

【内容】
ブッカー賞受賞作家のペネロピ・フィッツジェラルドの名作『ブックショップ』を原作にした映画作品『マイ・ブックショップ』(イザベル・コイシェ監督)が6月8日(土)より出町座で上映になります。
https://demachiza.com/movies/4107
本作は、書店が一軒もないイギリス東部の海辺の町に書店を開店した、フローレンスという女性の物語です。

作品の舞台は1959年。
現代よりも本がまだ人々にとって大きな意味を持っていた時代であり、本を読む人の数は多かった時代かもしれません。
それでも夫を亡くした女性が、ひとりで書店を開業するのは簡単ではありませんでした。しかし、フローレンスは周囲の反対にあいながらも強い信念をもって書店を開業します。

書店をつくり、それを継続するということは今も昔も変わらず大変な苦労を伴います。
それだけに本への惜しみない愛情と強い信念がなければ、書店をつくるということはできません。

今回は、ほぼ同じ時期に大阪の本町にtoi booksをオープンした磯上さんと、
京都西陣の待賢地区に開風社 待賢ブックセンターをオープンした鳥居さんと一緒に、
「書店をつくる、ということ」をテーマに語り合いたいと思います。
二人とも本への愛情にあふれた素晴らしい書店人です。
進行は、CAVA BOOKSの宮迫が努めます。

本を愛する人はもちろん、自分で書店を開業してみたいという方もぜひお越しいただき、質問や疑問を会場でぶつけてみてください。
また書店ではなく、とにかく自分で「何か」を始めてみたい人にも、大きなヒントが得られる機会にもなるかもしれません。

多くの方のご来場をお待ちしております。

映画紹介(公式HPより)
1959年のイギリス、海辺の小さな町。戦争で夫を亡くしたフローレンスは、それまで一軒も書店がなかった町に夫との夢だった書店を開こうとする。保守的な町でそれを快く思わない町の有力者ガマート夫人の嫌がらせに遭いながらも何とか開店にこじつける。レイ・ブラッドベリの「華氏451度」など、先進的な作品を精力的に紹介し、書店は物珍しさで多くの住民がつめかける。だがガマート夫人の画策により、次第に経営が立ち行かなくなっていく。フローレンスの味方は40年も邸宅に引きこもっている読書好きの老紳士ブランディッシュ氏だけ――。
日本でも大ヒットした『死ぬまでにしたい10のこと』(03)で一躍、脚光を浴びたイザベル・コイシェ監督。以後も、新たなジャンルに女性の感性を吹き込んで来た彼女が、次に選んだ題材は、保守的なイギリスの町に小さな変革を起こそうとした女性のささやかな奮闘記。英ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの原作小説を映画化した本作は2018年のスペイン・ゴヤ賞では見事、作品賞・監督賞・脚色賞と主要部門を受賞した。

【日時】
6月20日(木)20:00〜(開場19:45)

【参加費】
500円(要予約)

【申込方法】
定員に達しましたので締切ました。

【定員】
定員に達しましたので締切ました。

【場所】
出町座フリースペース
〒602-0823 京都市上京区三芳町133
◆ 出町柳駅(京阪、叡山電鉄始発駅)徒歩5分
◆ 今出川駅(京都市営地下鉄)徒歩10分

アクセス

【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。

【ゲストプロフィール】
磯上竜也(いそがみ・たつや)
1987年生。7年間書店の心斎橋アセンスに勤め、文芸をはじめ様々なジャンルを担当。2019年4月大阪・本町のビルの一室に「toi books」を開店。

鳥居貴彦(とりい・たかひこ)
1988年生。高知大学でぼーっとすごし卒業後しばらく本屋をブラブラするだけの生活をおくる。その後、恵文社西大路店にて書店員暮らしをスタート。3年間勤める。のち出版営業を経験。2019年3月、開風社 待賢ブックセンターを開業。

【進行】
宮迫憲彦(みやさこ・のりひこ)
1981年生。一橋大学卒業後、大手書店チェーン勤務を経て、出版社フィルムアート社で勤務。現在は出版社で勤務しながら個人活動としてCAVA BOOKS、Montag Booksellersという2つの本屋の運営をしている。

CLOSE
CATEGORY
ARCHIVES
CLOSE

CAVA BOOKS

旅立つ本屋

CAVA BOOKS(サヴァ・ブックス)は、2017年冬、京都・出町桝形商店街にオープンの複合施設「出町座」の1階にある本屋です。
海と盆地を結ぶ、若狭街道(鯖街道)の終着点であるこの地から、本や映画や食に触れ、京の入口へ、明日の入口へと歩みゆく「旅立つ本屋」を目指しています。

  • 出町座
  • 出町座のソコ

CAVA BOOKSメンバー

Writer うめのたかし Takashi Umeno
Director 小野友資 Yusuke Ono
Designer 尾花大輔 Daisuke Obana
Producer 宮迫憲彦 Norihiko Miyasako

ブックカバー tupera tupera

京都府京都市上京区三芳町133 出町座1F
Kyoto Prefecture Kyoto City Miyoshi cho, Kamigyo-ku 133 Izumoza 1F