2025.01.14
「ゆめ」を見あい、「たび」に招かれ、「春」へ向かう
これからの同人誌づくり・翻訳・人文学を話し合う
【イベント名】
「ゆめ」を見あい、「たび」に招かれ、「春」へ向かう
これからの同人誌づくり・翻訳・人文学を話し合う
【登壇者】
田村太(同人誌『春冰』主宰)
ことたび(同人誌『翻訳文学紀行』主宰)
工藤順(zine『ゆめみるけんり』主宰、翻訳労働)
【日時】
2025年2月15日(土)14時〜16時
【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133/出町柳駅より徒歩5分)
【イベント内容】
2023年秋、『春冰』という海外文学の翻訳を中心とする同人誌=文芸誌が創刊されました。主宰者の田村は、京都に拠点をおく出版社「京緑社」と共に、同人誌づくりを通して自分たちの表現(翻訳、批評、創作)をおもてに出しただけでなく、さまざまな人びとと交流する機会も得ました。
ところで、今日では電子雑誌や電子書籍だけでなくオーディオブックで「読む」ように、本や雑誌のつくり方や読書のスタイルはますます多様化をきわめています。その一方で、昔ながらの紙でできた雑誌にこだわり、そのデザインに凝る人びとがいます。商業出版になりにくい海外文学を翻訳しつつ、こだわりの同人誌をつくっている人びとがいます。
『春冰』はまだ生まれて間もないヨチヨチ歩きの雑誌です。同人誌づくりについていろいろと知りたいという気持ち、この道をすでに行っている人びとと話してみたいという気持ちに至りました。幸運なことに、すでに関西圏には魅力的な同人誌やzineをつくり続けている人びとがいます。zine『ゆめみるけんり』主宰者の工藤順さん、同人誌『翻訳文学紀行』主宰者のことたびさん。本イベントでは文芸誌やzineづくりそして翻訳について豊かな経験をもつお二方を招いて、同人誌づくりを中心とする「公開相談会」を行なってみたいと思います。
イベントの前半では、各登壇者がそれぞれの活動を振り返りながら、同人誌やzineづくりに関する裏話や悩みを自由におしゃべりします。後半では海外文学の翻訳や研究について話を広げてみたいと思います。
【登壇者プロフィール】
『春冰』(主宰:田村太)
ロープシンの名で知られている20世紀ロシアの作家ボリス・サヴィンコフの作品を研究しています。『春冰』は第2号を準備中です。雑誌名にふさわしく今年の春に刊行予定です。間に合えば、イベント当日にそのお披露目ができると思います。こういったトークイベントは初めてですが、どうぞよろしくお願いします。
https://syunbyou.amebaownd.com/
『翻訳文学紀行』(主宰:ことたび)
ことばのたび社主宰。文学活動家。元文学研究者。海外文学同人雑誌『翻訳文学紀行』を刊行しながら、収録作品それぞれについて朗読会やトークイベントを開催している。チェコ語・ドイツ語で書かれた文学作品の翻訳や、語学教育にも従事。
https://kotobanotabi-sha.com/
『ゆめみるけんり』(主宰:工藤順)
主宰者は、ロシア語翻訳労働者として20世紀ロシアの作家アンドレイ・プラトーノフの翻訳紹介に従事している人。同人誌『ゆめみるけんり』は、「詩と生活のzine」を銘打って2021年頃まで刊行していた。今は定期刊行はお休み中で、工藤が何か変なことをやりたい時のための個人的な出版レーベルと化している。
【定員】
30名
【参加費】
2,000円
※会場でお支払いいただきます(現金のみ)
【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/QnyGNgKDXkGZx1z78
【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。