2023.12.07
『作家主義以後 映画批評を再定義する』(フィルムアート社)刊行記念 ~映画批評とは何か 2023年を振り返りつつ~
【イベント名】
『作家主義以後 映画批評を再定義する』(フィルムアート社)刊行記念
~映画批評とは何か 2023年を振り返りつつ~
【登壇者】
須藤健太郎(映画批評家)
五所純子(文筆家)
【日時】
2023年12月23日(土)17:00~
【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)
【イベント内容】
『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国)が、大きな話題となった映画批評家の須藤健太郎さんの初評論集となる『作家主義以後 映画批評を再定義する』(フィルムアート社)が12月26日に刊行になります。
「批評はいつも孤独から始まる」という印象的な「序」からはじまる本書。
ひとつの映画作品を問うことにおいて、映画そのものの存立を問う、その終わりなき営みとしての「映画批評」の可能性を探る一冊です。
本書の刊行を記念してトークイベントを開催いたします。
トークのお相手は、映画・文芸を中心に、批評・エッセイ・創作などさまざまな文章を執筆されている文筆家の五所純子さんです。
批評について、
作品とどのように向き合うべきか、
どのように書いているか、
など批評(あるいは執筆)について語っていただくとともに、
ジャン・ユスターシュ映画祭をはじめ、2023年に公開されたさまざまな映画作品について語っていただきます。
また、出町座では、12/15(金)からスタートする「ジャン・ユスターシュ映画祭」でも須藤健太郎さんにアフタートークをしていただきます(『アリックスの写真』+『ナンバー・ゼロ』上映回12/24(日)14:10~)。
トークイベントとアフタートーク、あわせてお楽しみください。
【登壇者プロフィール】
須藤健太郎(すどう・けんたろう)
1980年生まれ。映画批評家。現在、東京都立大学人文社会学部助教。著書に『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国、2019)、『Jean Eustache. Génétique et fabrique』(Classiques Garnier、2022)、訳書にニコル・ブルネーズ『映画の前衛とは何か』(現代思潮新社、2012)、『エリー・フォール映画論集 1920−1937』(ソリレス書店、2018)、ロラン・バルト『恋愛のディスクール——セミナーと未刊テクスト』(共訳、水声社、2021)、カイエ・デュ・シネマ編集部編、奥村昭夫訳『作家主義[新装改訂版]』(監修、フィルムアート社、2022)など。
五所純子(ごしょ・じゅんこ)
1979年生まれ。文筆家。単著に『薬を食う女たち』(河出書房新社)、共著に『レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』(フィルムアート社)、『虐殺ソングブックremix』(河出書房新社)、『心が疲れたときに見る映画』(立東舎)など、映画・文芸を中心に多数執筆。
【定員】
30名
【参加費】
①1,000円:イベント参加のみ
②4,000円:書籍(本体価格3,700円)+イベント参加
※会場でお支払いいただきます
【お申込み方法】
下記フォームよりお申込みください。
https://forms.gle/cGWLLGi65NhEGCMm7
【主催】
フィルムアート社
【問い合わせ先】
CAVA BOOKS: info@cvbks.jp
出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。