2018.11.02
ウラジーミル・ナボコフ『淡い焔』刊行記念トーク&ナボコフ短篇読書会「移動祝祭日」
【内容】
英米文学者、翻訳家、アンソロジストとして活躍する若島正さんが主宰するナボコフ短篇読書会「A MOVEABLE FEAST(移動祝祭日)」の第2回目をCAVA BOOKSにて開催いたします。
また今回は11月に刊行予定の森慎一郎さん訳『淡い焔』(作品社)の刊行記念トークイベントも同時に開催いたします。
第1部:『淡い焔』刊行記念トーク 森慎一郎さん×橋本知子さん
第2部:ナボコフ短篇読書会 課題書:「ヴェイン姉妹」 司会:若島正さん
「毎回ナボコフの短篇を読むという体裁をとりますが、そこからできるかぎり話題を広げて、ナボコフのみならず、さまざまな関心を持つ人々が集まり、広く文学一般や文学研究などを自由に語り合える場にしたいと思っています。会の名称は「移動祝祭日」で、身軽なフットワークと祝祭的な雰囲気を持つ、気軽な会にしたいという願いをこめています。どなたでも参加できますので、多くの方々のお越しをお待ちしています。」(主宰者:若島正)
みなさんぜひお越しくださいませ。
【課題作品】
ウラジーミル・ナボコフ「ヴェイン姉妹」
*邦訳は『ナボコフ全短篇』 (作品社、2011 年)でお読みいただけます。
【日時】
2018年12月14日(金)19:00~20:30(開場18:45)
【場所】
出町座3F 〒602-0823 京都市上京区三芳町133
◆ 出町柳駅(京阪、叡山電鉄始発駅)徒歩5分
◆ 今出川駅(京都市営地下鉄)徒歩10分
【参加費】
・500円(要予約)
【申込方法】
下記申込フォームにてお申込みください。
https://goo.gl/forms/zUo6cLGYGJf26l3q2
※定員になり次第締めきりますのでご了承ください。
【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。
【プロフィール】
若島正(わかしま・ただし)
1952年生まれ。京都大学名誉教授。英米文学者、翻訳家、アンソロジストとして活躍する一方、詰将棋、チェス・プロブレム作家としても有名。著書に『ロリータ、ロリータ、ロリータ』(作品社)、『乱視読者の英米短篇講義』(研究社、読売文学賞随筆・紀行賞受賞)、『乱視読者の帰還』(みすず書房、本格ミステリー大賞評論・研究部門受賞)、ナボコフの翻訳に、『ディフェンス』(河出書房新社)、『透明な対象』(共訳、国書刊行会)、『ロリータ』(新潮社)、『ナボコフ全短篇』、『ローラのオリジナル』、『記憶よ、語れ 自伝再訪』(いずれも作品社)、『アーダ』(早川書房)など。
森慎一郎(もり・しんいちろう)
1972年生まれ。京都大学文学研究科准教授。英米文学者、翻訳家。主訳書に、F・フィッツジェラルド『夜はやさし』(作品社)、ジョナサン・フランゼン『フリーダム』(早川書房)、ジョン・アップダイク『アップダイクと私――アップダイク・エッセイ傑作選』(共訳、河出書房新社)、アラスター・グレイ『ラナーク』(国書刊行会)ほか。
橋本知子(はしもと・ともこ)
京都大学文学部仏文学科卒、博士(パリ第8大学)専門・19世紀フランス文学