2018.10.24
翻訳者、海外文学を語る
【イベント内容】
近年「日本翻訳大賞」の設立や「はじめての海外文学」フェアのスタートなど一般読者の目に見える形で「翻訳」あるいは「翻訳者」に注目が集まるようになりました。またその流れと並走するように翻訳者による著書・エッセイの刊行が相次いでいます。
わたしたちが海外の文学作品を日本語で読むことができるのは、翻訳者の存在があるからです。作品と読者をつなぐ翻訳者は、翻訳という行為をどのようにとらえ、作品とどのように向き合っているのでしょうか。
今回のイベントでは、普段なかなか京都ではお目にかかれない多数の翻訳者の方にご登壇いただき、自身の訳書、あるいはオススメの海外文学作品について語っていただきます。
ぜひご来場くださいませ。
【登壇者】
越前敏弥さん、芹澤恵さん、田中亜希子さん、古市真由美さん、吉澤康子さん、和爾桃子さん、夏目大さん
※現時点での予定
【日時】
2019年1月27日(日)11:00~13:00(開場10:45)
【場所】
出町座3F 〒602-0823 京都市上京区三芳町133
◆ 出町柳駅(京阪、叡山電鉄始発駅)徒歩5分
◆ 今出川駅(京都市営地下鉄)徒歩10分
https://demachiza.com/access
【参加費】
・1,000円(定員40名、要予約)
【申込方法】
下記申込フォームにてお申込みください。
※定員に達しました。多数のお申込みありがとうございました。
【問い合わせ先】
info@cvbks.jp
*企画内容、ご参加方法に関しては下記お問い合わせアドレスまでお願いします。
出町座へのお電話でのお問い合わせはお控えください。
【ゲストプロフィール】
越前 敏弥(えちぜん・としや)
文芸翻訳者。1961年生まれ。
訳書に『オリジン』『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』(以上、KADOKAWA)、『解錠師』(早川書房)、『夜の真義を』(文藝春秋)、『世界文学大図鑑』(三省堂)、『おやすみ、リリー』(ハーパー・コリンズ・ジャパン)など。著書に『翻訳百景』(KADOKAWA)、『文芸翻訳教室』(研究社)、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー)など。
芹澤 恵(せりざわ・めぐみ)
文芸翻訳者。
訳書にフロスト警部シリーズ、『地球の中心までトンネルを掘る』(以上、東京創元社)、『ハオスフラウ』『密林の夢』(以上、早川書房)、『一ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』『はた迷惑な人々 サーバー短編集』(以上、光文社古典新訳文庫)、『フランケンシュタイン』(新潮社)、『世界を変えた100人の女の子の物語』(河出書房新社)など。
田中 亜希子(たなか・あきこ)
文芸翻訳者。
訳書に絵本『コッケモーモー!』(徳間書店)、『ぼくはアイスクリーム博士』(西村書店)、児童読み物「ひみつの妖精ハウス」シリーズ(ポプラ社)、『ペンギンは、ぼくのネコ』(徳間書店)、YA『僕らの事情。』(求龍堂)、「魔使い」シリーズ(東京創元社)、『迷子のアリたち』『炎に恋した少女』(以上、小学館)など。
古市 真由美(ふるいち・まゆみ)
フィンランド語翻訳者。
訳書に『四人の交差点』(新潮クレスト・ブックス)、『処刑の丘』(東京創元社)、『殺人者の顔をした男』(集英社文庫)、『暗やみの中のきらめき 点字をつくったルイ・ブライユ』(汐文社)、『ふしぎの花園 シスターランド』(西村書店)など。共著に『多文化に出会うブックガイド』(読書工房)など。
吉澤康子(よしざわ・やすこ)
文芸翻訳者。 訳書に、エリザベス・ウェイン『コードネーム・ヴェリティ』『ローズ・アンダーファイア』、アン・ペリー『偽証裁判』(以上、東京創元社)、アナベル・ピッチャー『ケチャップ・シンドローム』(早川書房)、オー・ヘンリー『新訳 賢者の贈物・最後のひと葉』(共訳・角川つばさ文庫)、『カリフォルニア・ブルー』(新潮社)、『トップモデル』(文藝春秋)など。
和爾 桃子(わに・ももこ)
翻訳者。
主な訳書:モリアーティ『ささやかで大きな嘘』『死後開封のこと』、カー『蝋人形館の殺人』『夜歩く』『髑髏城』『絞首台の謎』(東京創元社)、サキ『クローヴィス物語』『けだものと超けだもの』『平和の玩具』『四角い卵』(白水社)、ファン・ヒューリック「ディー判事シリーズ」(早川書房)、共訳:ジョン・コリア『ナツメグの味』(河出書房新社)など。
夏目大(なつめ・だい)
翻訳家。訳書に『6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む』『ゴビ 僕と125キロを走った、奇跡の犬』(いずれもハーパーコリンズ・ジャパン)、『タコの心身問題』(みすず書房)、『あなたの人生の意味』『あなたの人生の意味』『リベラル再生宣言』(いずれも早川書房)、『脳はいいかげんにできている』(河出書房新社)、『タイムトラベル』(柏書房)など。